山遊花

福岡発、山歩きと野の花の記録です。

由布岳横断縦走

2017-04-10 21:15:13 | 九州の山

4月9日 (日) 雨のち晴れのち曇り 11名

二月ごろから計画していた、由布岳横断縦走(佐土原コース~飯盛山~西峰~塚原コース)の日がやってきた。

先週の日曜日からの週間予報では、悲観的な予報ばかり流れていたのですが、金曜日になるとなんだか、日曜日だけよくなりそうな雰囲気。

土曜の天気予報では日曜の由布岳はてんくらAの予報となり。一気にやる気たかまる~~~!

午前5時、我が家に師匠、風来坊さん、隊長が集結。(俊ちゃん、師匠、うすきさん、信ちゃん、higeさん、いーさん、ガック隊長、ポン、風来坊さん、mamaさん、寝太郎さん)(若い順?)^^;(平均年齢45歳)んなわけねえべ!(ホントは60越えてます~)(笑)

「イザッ!行かん」

7時前には、全員塚原登山口に集合し車を三台デポして佐土原コースの登山口へ向かう。

上重見橋の少し上の広くなった路肩に駐車してミーティング後、出発~!

林道をしばらく歩くとY字分岐を右へ、次の分岐は左砂防ダムの前を横切り、尾根に取りつく。(テープ有り)

序盤は、植林地帯の急登、後から思えばこれは可愛いものだった。

花もちらほらと

目印になる大岩をすぎるとあたりは次第に自然林へと変わり、大変気持ちが良い。でも急登は変わらず~

 馬酔木の木は多く、足元にはサクラソウ、ハシリドコロ、ヤマシャクヤクなどが見られるが花はまだまだ

ブナの大木をすぎるころになっても急登は続くよ~~

二時間ほどで飯盛山への分岐に到着。休憩後飯盛山へ向かう。

でもこれからは結構な藪が~

途中一度ルートを外したが、直ぐに復帰、飯盛山の尖峰が見えてきた。(中央)

 

いよいよ近づいてきた~!

 

池代と呼ばれる鞍部は湿地帯になっており、バイケイソウの大群落があり、そこをすぎて飯盛山に取りつく。

ヤブを掻き分け登りきると大岩の山頂だ!かわりばんこにポーズでパチリと!(いーさんと、うすきさんのポーズがありませんでした。ひょっとして登ってない?)

湯布院の街が眼下に広がる。素晴らしい山頂だ。達成感に浸る。

さて、次は由布岳西峰へ(その前に栄養補給をば)

検討した結果佐土原コースの延長で目指すことにした。

 

 

 

ここからの急登は序盤の登りが「優しかったねえ!」と思えるほど、勾配は急になり灌木の藪を掻き分けながらはお登って行く。

何度も休憩し、ルートを選びながらやっとの思いで登りあがった所は西峰の山頂と、お鉢へ下り始める鞍部の中間地点位。

ともかく無事に登れたよかった~ \(◎o◎)/!

山頂へは希望者だけ行き記念に一枚!(higeさん提供)

 

鞍部まで下り昼食

塚原コースで下山する。

ウバコウジの北斜面は地震の影響か崩落の跡が生々しく見えていた。

こちらも初めて通りましたがなかなか素晴らしい自然林の登山道でした。

最後の林道歩きがたまにきずですが、東登山道とからめ手の周回を考えれば、静かな山歩きが楽しめる素敵なコースのようです。

下山途中から、ガスに覆われ幽玄の世界でした。

 

林道を30分ほどで、塚原登山口へ到着

お疲れ様でした~~!

下山後、福寿草の咲くところへ案内していただく。

枯れたカヤトの原の中に黄金色の福寿草が咲いていました。おとなの宝探し遠足のようで、なかなか楽しい!

脊梁のものより少し小ぶりですが、やはり春の花の中では特別な花ですね。

キスミレもいくつか見ることができました。

今回の登山は、下調べと言えばインターネットで調べたぐらいで、実際には歩いていなかったのですが、信ちゃん俊ちゃんが過去の歩かれてあったのが、助かりました。

でも今回一番良かったのは、天気でしょうね。登山口に到着するまで雨が降り続き、到着と同時に上がって、山頂に登るにつれ晴れ上がって行き、下山途中からガスに巻かれ出すという、奇跡的な晴れを恵んでいただいた天気の神様に感謝の一日でした。

 

素晴らしい、急登のコース。ひょっとしたらまたチャレンジするかもしれません(ホントかいな?)

誰か付き合って~~~!

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