NPO法人 三千里鐵道 

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検察、趙PDの自宅を急襲、婚約者の家宅捜索も

2009年03月27日 | 南域内情勢
一昨日逮捕された李PDが、警察に連行される動画を見た。PD手帳のファンでもあり、なじみの顔…、彼が自宅から手錠をかけられ連行されながら「この国に言論の自由を!」と叫ぶ姿に、思わず嗚咽してしまった。
その時間、MBはWBCの韓国選手団を青瓦台に招き、Kイニシャルの野球帽をかぶって満面に笑みを浮かべていた。
(写真)仲間の救出に立ち上がったMBCの集会




YTNの '戦雲'(KBSのような落下傘社長に反対した労組委員長が逮捕された件ー訳者注)が MBCにまで波及した.検察が米国産牛肉狂牛病の危険性を報道した MBC PD手帳製作陣に対する '強制捜査'に本格的に開始した.検察は 25日夜 11時頃李 PDを逮捕した。続いて残り三名の PDと二名の作家に対しても身柄拘束に取り掛かった.26日午前には、製作陣の自宅を捜索、25日夜には金ボスル PDの婚約者の家にも捜査官 5~6人が家宅捜索を行った。

その時間、趙PDは、oh my newsのインタビューに応じていた。自宅から緊急電話が…。
婦人と通話していると、横にいた捜査官が電話を変わった。すると捜査官は「堂堂と出て調査を受けてはどうか」言った。すると趙PDは「こちらも堂々と捜査に応じない」と応じたそうだ。

MBC 入社 22年.'時代の正直な目撃者'というタイトルをつけた 時事告発プログラムの制作責任者であった趙PDは、これまで常に追い回され,自宅捜索も受けてきたが、当分は'会社での宿泊生活'をしなければならない、決意を新たにしていた。

さらに趙PDは "製作陣は絶対に検察の召還に応じない"と言いながら "これは MBCや,PD手帳のためだけでなく、この国の言論の自由とデモクラシーを守るための戦い"と強調した. 趙PDは "政府政策を批判したという理由で、召還され捜査される先例を残さない"ために "事態が長期化しても戦わねばならない、と語った。