NPO法人 三千里鐵道 

NPO法人 三千里鐵道のブログです。記事下のコメントをクリックしていただくとコメント記入欄が出ます。

韓国の言論の自由度が急落したのは…

2012年09月09日 | 南域内情勢
怖ろしい図である。

全斗煥、盧泰愚の時代にKBSは、軍事政権の“ラッパ”だった。
その後、民主化政権になり、韓国の言論の自由が実現した。
ラッパを吹いていた人物は、鳴りを潜めていた。

それが、李明博政権になって、急速に悪化している。

それは世界の言論の自由度ランキングでも明らかだ。

2006年の韓国は31位で日本は51位、2007年の韓国は39位で日本は37位、2008年の韓国は47位で日本は29位、2009年の韓国は69位で日本は17位、2010年の韓国は42位で日本は11位。
そして、2011年は、日本は 11位から22位、韓国は42位から44位へ。

その象徴が、まさにこのKBSの人事なのだ。

KBSが軍事政権の“ラッパ”だった時代に報道局長だったイ・ギルヨンは今は理事長となった。

KBSが軍事政権の“ラッパ”だった時代に政治次長だったキム・インギュは今は社長となった。

KBSが軍事政権の“ラッパ”だった時代に政治部長だったキム・ビョンホは今は朴槿恵大統領候補の広報団長なった。

朴槿恵大統領候補は、李明博大統領との差別化に腐心し、中道で、国民大統合を成し遂げる大統領というイメージ戦略を実行しているが、
そのブレーンが誰であるか、しっかりと目を凝らして見なければならない。

誰が、どのような経歴を持った人物が、朴槿恵大統領候補を担いでいるのかである。


by maneappa