2012年09月18日07:30
"信頼・尊重の関係" アン・チョルス-ムン・ジェイン、‘ホットライン単一化’可能性
原文入力:2012/09/17 20:57(1998字)
アン-ムン 2人の関係はどうか
昨年 非公開で1回 会合
参与政府の時、大統領府での出会いも
ペク・ナクチョン、法輪、チョ・グク、パク・ウォンスンなど
架け橋の役を担う人々も多い
アンチョルス(左写真)ソウル大融合科学技術大学院長が来る19日に大統領選挙出馬と関連して‘国民説明会’を兼ねた記者懇談会を開くと明らかにしたことにより、今後の最大関心事はアン院長と去る16日に民主統合党大統領候補に確定したムン・ジェイン(右)候補との単一化有無だ。
ムン候補とアン院長の双方を知る人々の共通の評価は 「二人は互いに人間的信頼があり、互いに尊重する間柄」ということだ。 互いに対する信頼と尊重が野党圏大統領選候補単一化を決定する必要充分条件ではないが、それなしには単一化が難しいこともまた事実だ。
アン院長とムン候補は昨年非公開日程で一度会ったことがると知られた。 両者ともにこれについて明確に話すことはないが、ムン候補は去る5月<ハンギョレ>‘チョ・グク教授とのインタビュー’で‘アン院長に会ったことがあるか’という問いに 「ノー コメント」と答えた。 不必要な誤解と憶測を招きかねないためだが、普段から嘘がうまくない彼の性分に照らしてみれば「会ったが話すことはできない」という側に近い。 二人は盧武鉉政府当時、秘書室長と外部専門家の立場で大統領府で開かれた民官合同会議に共に参加したこともある。
だが、アン院長側からは他の話も出てくる。 お互いを率直に理解するほどの時間はなく、信頼と尊重は互いに深く理解した上ではなく相手方と近い人々の評価に基づいたものであるとも言えるということだ。 アン院長は去る7月<アン・チョルスの考え>出版以後、色々な地域と階層の国民に会う過程で、盧武鉉前大統領を補佐したアン・ヒジョン忠南道(チュンナムド)知事、イ・クァンジェ前江原道(カンウォンド)知事とも会ったと伝えられた。 二人は‘左ヒジョン、右グァンジェ’と呼ばれた‘盧武鉉の人々’であり、当然ムン候補とも近い間柄だ。 公式的には唯一の‘アン・チョルスの人’であるユ・ミニョン スポークスマンも、盧武鉉政府春秋館長出身であるため、彼からもムン候補に関する多くの情報を得ただろう。
ムン・ジェイン候補も一時アン院長と‘大統領選挙プラン’を深く議論した法輪僧侶と何回も会ったことがある。 政治的にはアン院長を最もよく知っている彼を通じてアン院長が変えたい世の中の仕組みと構想を聞ける。 ムン候補側は 「執権後に政府を一緒に構成して運営しようというムン候補の‘共同政府論’は政治工学的な有利・不利を突き詰めて出てきたものではない」と話した。
したがってムン候補とアン院長が‘必要な場合、直接連絡して会い議論できる関係’という話は事実に近い。 現在はムン候補もアン院長も各自の大統領選挙キャンプあるいは予備キャンプに対する掌握力が大きいので、アン院長が19日に大統領選挙出馬宣言をして両者の利害関係が合致する場合、秋夕(チュソク)連休以前にも二人の出会いが電撃的に行われる可能性もある。 だが、二人の競争が本格化した以後ならば候補が直接物事を処理するよりは両者を繋いてくれる掛け橋が必要になることもある。
アン院長とムン候補間で架け橋の役割をできるグループは大きく分けて二種類だ。 まずはペク・ナクチョン ソウル大名誉教授とハム・セウン神父など市民社会元老が参加している‘希望2013,勝利2012円卓会議’だ。 ペク教授らは去る8月末 「ある瞬間からアン・チョルス院長に対して国民の間に多くの期待が集まってきた」として、大統領選挙への出馬を促し「他の進歩改革勢力との協力方案に対する着実な準備を急がなければならない」と注文した経緯がある。 円卓会議とは別にチョ・グク ソウル大法学専門大学院教授など新進の人々もいる。 チョ教授は最近ムン・ジェイン候補選挙対策委員会への参加を固辞し、野党圏候補単一化過程で必要な役割を果たすと明らかにした。
またもう一方は、民主党所属でありムン候補とアン院長の双方をよく知る政治家だ。 代表的人物としてパク・ウォンスン ソウル市長がいて、去る4・11総選挙を陣頭指揮したパク・ソンスク前議員、そしてチョン・ジュンギル セヌリ党前公報委員の‘アン院長不出馬脅迫’記者会見に同席したソン・ホチャン議員らがいる。
キム・ボヒョプ記者 bhkim@hani.co.kr,<ハンギョレ>資料写真
原文: http://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/552096.html 訳J.S