NPO法人 三千里鐵道 

NPO法人 三千里鐵道のブログです。記事下のコメントをクリックしていただくとコメント記入欄が出ます。

韓・中首脳会談 来月中旬 推進

2013年05月27日 | 東北アジアの平和
先週の崔龍海北人民軍総政治局長の訪中では、これといった合意もなく、双方が双方の主張を交換したに過ぎなかった。
そもそも突然の訪中は、6月中旬に予定されている朴槿恵大統領の訪中を前に、朝中の伝統的友好関係を浮上させようとしたものであったのだろう。

しかし朴槿恵大統領の訪中は中国側の要請による国賓訪中である。
ここに中国の軸足がどこに傾いているのか明確に知ることができる。

この訪中は朝鮮半島の統一問題にも少なからぬ影響を与えるにとどまらず、ブレーキのかからない暴走列車と化している安倍日本に対して、共同歩調を取ることも十分に予測できる。

東アジアの今後を決定していく重要なプレーヤーとしての韓中、そして米国。
北と日本は孤立化を深めるほかないようだ。


by maneappa


ハンギョレ新聞日本語版
http://japan.hani.co.kr/arti/international/14734.html
…………………………

韓・中首脳会談 来月中旬 推進
大統領府 "対北韓共助が最も重要な議題"

登録 : 2013.05.17 21:28修正 : 2013.05.18 02:26


朴大統領、中国の役割 頼む展望


 朴槿恵(パク・クネ)大統領が来る6月中旬に中国を訪問し、習近平主席など中国指導者らと北韓問題の解決法と韓半島信頼プロセスなどを議論する予定だ。

 大統領府は17日「中国側から何度も大統領が中国を訪問して欲しいとの提案があり、現在 訪中時期に関し中国側と協議中」と明らかにした。 大統領府は6月中旬に4日間の日程を目標に中国側と協議中と言う。

 朴大統領は特に北韓問題を解くに当たり中国の役割が大変重要と見ていて、中国訪問により一層の注目が集っている。 朴大統領は去る15日、報道機関政治部長らと行なった懇談会では「北韓が中国に強く依存しているので、北韓を変化させるに当たり中国の役割が本当に重要と考える。 米国や他の世界各国もそのように期待している」と話した経緯がある。 これに先立って側近であるクォン・ヨンセ、ク・サンチャン前議員をそれぞれ駐中大使と駐上海総領事に任命した。

 習主席との首脳会談では北韓の変化を引き出すための中国の協力方案、韓半島信頼プロセス、東北アジア平和協力構想などが議題にのぼるものと展望される。 大統領府関係者は「北韓問題解決のための両国の協力が最も重要な議題になるだろう」 としながら「(特に)韓半島信頼プロセスは外交部次元を越えて、首脳会談など高位級でさらに具体的に議論し、改めて支持を確認することになるだろう」と話した。 両国はその他にも韓-中自由貿易協定、韓-中-日 自由貿易協定などの経済・通商協力方案と人的交流支援などの方案も論議するものと見られる。

 大統領府は北韓の‘血盟’である中国の態度も変わっていることにも注目しながら、韓中首脳会談が開城(ケソン)工業団地問題はもちろん、北韓核問題など南北関係全般にとって突破口になることを期待する雰囲気だ。 中国は最近、北韓の第3次核実験以後、国連(UN)安全保障理事会の対北韓制裁履行に参加した。 先月の韓-中外交長官会談後には朴大統領の韓半島信頼プロセス支持意思を明らかにもした。 習主席は両国の‘戦略的協力パートナー関係’を強固にしようという親書を朴大統領に送ってくるなど、朴大統領に好意的な姿を見せた。


チョ・ヘジョン記者 zesty@hani.co.kr

韓国語原文入力:2013/05/17 21:02
http://www.hani.co.kr/arti/politics/bluehouse/587975.html 訳J.S(1073字)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿