キッシンジャー,'北核ジレンマ'吐露注目
ゴア、今週北朝鮮訪問説'も<日放送>
2009年06月01日(月)12:03:58イ・グァンギル記者gklee68@tongilnews.com
オバマ米行政府の対外政策諮問グループを導いているヘンリー・キッシンジャー前国務長官が米国と中国が直面した'北核ジレンマ'を率直に吐露して目を引いた。
31日(現地時間) <CNN>インタビューで,キッシンジャー長官は"北朝鮮が核をあきらめることになるならば恐らく北朝鮮政権は崩れることになること”としながら,“北朝鮮に核は自衛手段であり使わないという考えは錯覚"という認識を表明した。
その理由に関連,キッシンジャー前長官は核は北朝鮮政権が成し遂げた最も明確な業績で住民たちに君臨する手段だと説明した。 "核は政権の重要な業績で北朝鮮住民たちに苛酷な苦痛を耐えるように宣伝できた"という指摘だ。
したがって,このような危険性を考慮して,米国の対北朝鮮対応では、"(北朝鮮に)軍事攻撃しないという確証を与えなければならない"と主張した。
彼は北朝鮮が核武装を強化する状況で"中国が何もしなければ韓.日の核兵器保有を正当化することになる"と主張した。 中国の行動を促す方式を選んだが,'東北アジアで核ドミノ'という米国の憂慮を吐露したもようでもある。
合わせて対北朝鮮圧迫の限界も明確にした。 "北朝鮮への圧力が効果がなければ無力"であり、反対に圧迫が効果があれば、北朝鮮内部に政治的混乱が発生し北難民が中国国境にあふれ出る憂慮が発生する。 対北朝鮮制裁にあって鍵を握っているという中国のジレンマを指摘したのだ。
彼は米国内一角で提起する中国の影響力を排除した親米北朝鮮政権樹立論に対しては"完全に実行不可能なこと"と一蹴した。
一方,ジェームズ・スタインバーグ国務部副長官が導く米政府代表団が31日日本に到着した。 韓.中.日.ロ歴訪の一環の今回の訪問にはスチュワート・リービー財務部次官が同行,目を引く。 彼はいわゆる'BDA事態'を実務的に指揮した人物だ。 関連国と対北朝鮮金融制裁方案を議論するという観測だ。
また日本<TBS>放送は30日、アール・ゴア前副大統領が北朝鮮に抑留中の米女性記者2人に関連,今週中に北朝鮮を訪問することもあると報道した。 北朝鮮訪問時期は来る4日米国カレントTV所属韓国系と中国系記者の裁判に合わされる可能性が大きいと知らされたと付け加えた。
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