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話題の本<CIAブラックボックス>ービンラディン射殺作戦’背後にCIA

2011年05月07日 | 朝米関係関連消息
★ビンラディン死亡の報に、グランドゼロで歓喜する若者たちの映像が世界に配信された。そして、チェンジを約束したオバマは「正義が勝利した」とコメントした。
このアメリカの正義が、世界をさらなる混乱に! 憎悪は憎悪を呼び、復讐は新たな復讐と悲劇を生む。「アメリカの喜びは間もなく涙に変わる」とアルカイダは聖戦を宣言した。

韓国で以下の本が出版された。冷戦の落とし子CIAが華麗に復活したと結んでいるが…。N


ビンラディン射殺作戦’背後にCIA

<CIAブラックボックス>キム・ジェチョン著

米国政府にとって1941年真珠湾攻撃と2001年9・11同時多発テロは、決して消えることのない悪夢だ。
当時数多くの情報を持っていたが日本とアルカイダの米国侵攻を全く予測できなかったためだ。

真珠湾侵攻は1947年米国の中央情報部(CIA)創設の契機になり、9・11はソ連が解体された後消滅危機に陥っていたCIAがよみがえるキッカケになった。

キム・ジェチョン西江大国際大学院長が書いたこの本で最も関心を引くのは、2日午前米海軍特殊部隊によって射殺されたオサマ、ビンラディンに対する部分だ。
ジェロニモ射殺作戦と呼ばれた今回の作戦はCIAによって企画された。 9・11のために復活したCIAは結局ビンラディンを射殺し、この作戦を指揮したリアン パネターCIA局長は、次期国防長官に指名されるといのこと。 …CIAの華麗な復活だ。

この本には、アフガニスタンで展開された2005年までビンラディン除去作戦が紹介されている。
ウォーターゲート事件を特ダネ報道したボブ・ウッドワード記者は、ビンラディン除去計画はCIAが去る50年の間第3世界で繰り広げた秘密工作の典型だと話した。

CIAのこの作戦は、当時ビンラディンの逃走を助けているアフガニスタンのタリバン政府を転覆することだった。だが、ロシアをはじめ世界各国は米国が失敗すると予想した。 旧ソ連がアフガニスタンに侵攻して1万人を越える死亡者を出して退却した経験のためだ。 険しい山岳地形に死を恐れないタリバン戦士らのために米国はもう一度のベトナムを経験するという展望した。

しかし米国は2001年10月7日アフガニスタンを侵攻した後、たった一ヶ月で首都カブールを占領した。 タリバンの反対派の北部同盟を利用したCIAの工作が功を奏したのだ。
CIA要員らは数百万ドルの入ったカバンを持って行き北部同盟に伝達した。 アフガニスタン地形に明るい北部同盟は、CIAの要求のとおりに米国に代ってタリバンと戦い、結局タリバン政府を追い出した。



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