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カルナヴァルの開催日は、地域毎に多少ずれていて
サルバドールのカルナヴァルに参加した後でも、
あの有名なリオのサンバカルナヴァルに間に合う事が分かった。
そこで、リオデジャネイロ行きのバスチケを手配した。
移動が決まったので、それを家族や友達に知らせようと
数日ぶりにネットカフェへ行った。
何件か受信したメールの中に、母からのメールが3件。
暑さにうだりながら、流し読んで行く。
1件目「弟が大学受験合格しました。」
2件目「弟の高校卒業が確定しました。」
3件目「弟が大変な病気かも知れません。冗談ではなくです。
早く帰れるようなら帰って来て。」
ドキン!!
心臓が強く、1度だけ跳ねて
落ち着け…そうつぶやいた自分の声で静かになった。
3件目の送信日時を確認する。
1時間半前だ。何日も前でなかっただけラッキーだった。
「病名は?今どうしてるの?」
そう送信すると、すぐに母から返信があった。
日本は真夜中であるのにも関わらず、応答がある事が
落ち着いた状態ではないと感じさせた。
しかし同時に、メールが出来ると言う事は、
緊迫した事態は避けられたのかも知れないとも思った。
「きちんとした検査結果はまだだけど、脳炎かも知れないって。
これから大学病院に移るかも。とりあえず、命には関わらないと思う。
でも、出来れば早く帰って。お母さんが心強いから。」
「すぐ帰るよ。飛行機の時間とか、分かったらまた連絡する。」
返事をしてすぐに、検索エンジンで「脳炎」を検索。
遅い… ここも決してネット環境は良くない。
ゆっくりと「脳炎」に関する情報が表示されていく。
慣れているはずのこの遅さに我慢ならず、座ったばかりの席を立った。
宿へ戻って、持参している家庭の医学で確認した方が早いからだ。
走りながら、
ナンデ? ナンデ? ナンデ弟なの?
旅を始めてからずっと、お父さんが心配だった。
もし、万が一何かあるとしたら、高血圧な父だと漠然と思っていた。
それがナゼ弟なのか。
もちろん父だったら予想通りと言う訳ではない。
ただ、余りにも考えが及ばない事だったので、私の頭の中は
ナンデ
でいっぱいだった。
サルバドールのカルナヴァルに参加した後でも、
あの有名なリオのサンバカルナヴァルに間に合う事が分かった。
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そこで、リオデジャネイロ行きのバスチケを手配した。
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移動が決まったので、それを家族や友達に知らせようと
数日ぶりにネットカフェへ行った。
何件か受信したメールの中に、母からのメールが3件。
暑さにうだりながら、流し読んで行く。
1件目「弟が大学受験合格しました。」
2件目「弟の高校卒業が確定しました。」
3件目「弟が大変な病気かも知れません。冗談ではなくです。
早く帰れるようなら帰って来て。」
ドキン!!
心臓が強く、1度だけ跳ねて
落ち着け…そうつぶやいた自分の声で静かになった。
3件目の送信日時を確認する。
1時間半前だ。何日も前でなかっただけラッキーだった。
「病名は?今どうしてるの?」
そう送信すると、すぐに母から返信があった。
日本は真夜中であるのにも関わらず、応答がある事が
落ち着いた状態ではないと感じさせた。
しかし同時に、メールが出来ると言う事は、
緊迫した事態は避けられたのかも知れないとも思った。
「きちんとした検査結果はまだだけど、脳炎かも知れないって。
これから大学病院に移るかも。とりあえず、命には関わらないと思う。
でも、出来れば早く帰って。お母さんが心強いから。」
「すぐ帰るよ。飛行機の時間とか、分かったらまた連絡する。」
返事をしてすぐに、検索エンジンで「脳炎」を検索。
遅い… ここも決してネット環境は良くない。
ゆっくりと「脳炎」に関する情報が表示されていく。
慣れているはずのこの遅さに我慢ならず、座ったばかりの席を立った。
宿へ戻って、持参している家庭の医学で確認した方が早いからだ。
走りながら、
ナンデ? ナンデ? ナンデ弟なの?
旅を始めてからずっと、お父さんが心配だった。
もし、万が一何かあるとしたら、高血圧な父だと漠然と思っていた。
それがナゼ弟なのか。
もちろん父だったら予想通りと言う訳ではない。
ただ、余りにも考えが及ばない事だったので、私の頭の中は
ナンデ
でいっぱいだった。
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