さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

聖地巡礼の旅(1)

2019-07-08 21:04:58 | Weblog
仕事休みの2日を利用して、私は「聖地巡礼」の旅に出た。
なんじゃそりゃ?ではあるが、まあここは深く考えずに、とにかく飛ぶ。

この飛行機に乗ってるときしか見られない幻想的な世界。
素敵よね、宇宙との境界にいるんだな~なんてことをいつも思う私。

ところがだ。
聖地のある東京、羽田空港に到着すると


この通り、雨。
まあ予報見てる限りでは雨は避けられないと感じていたので、それはそれで仕方ないけど
夜までには止んでくれよ、と思わずにはいられなかった。

聖地に信者が集合するのは午後なので到着後すぐに上野の東京都美術館へ。



じゃーん!今年話題の大きな絵画展「クリムト展」に行きたかったのよね、私。
7/10までだったから「こりゃ行けるじゃん!」となり、
しっかり見るために、なんと朝7時半の飛行機に乗って行ったのよ、私。
上野に到着したのが10時だったんだけど美術館の開館は9時半だから、
ゆったりみようかと思っていたら、「ただいま入場制限で60分待ちです」と言われる。
え?なんですと??

ちょっと、いや、かなり動揺したわよ。札幌でゴッホ展やったときとか結構な込み具合だったと
記憶しているけれど、60分待ちとか大袈裟すぎでしょう?と思って誘導される列に並ぶと
ええええええ?ここはディズニーですか?上野じゃなくて浦安なの?って思うくらいの人。
確かに最後の週末だから駆け込みできた人もいると思うんだけど、この雨よ。

まあ時間はあるからいいけど…雨の中で建物外に並んでる私。館内に入るまで20分、中で40分待ちとか
平気で言ってる職員さん。マジかよ…

結局そこまで待つことにならず40分程度で展覧会の入り口に到着したんだけどね。

展覧会の内容としてはすべての作品がクリムトのものではなく、
ベートーベンフリーズも複製だったので、なんとなく物足りなさも。
クリムト展、ではなく、クリムトとウィーン分離派展、とかだったら納得だったか。
それでも「ユディトⅠ」とか「オイゲニアプリマフェージの肖像」とかは
感動したね。金箔が貼られた油彩画の光沢感はもちろんなんだけど、
クリムト独特の多彩な色の組み合わせからできる世界がね、ものすごく素敵だった。
館内でも特に目玉の作品の前ではすごい人の山になっていて、見るのに時間もかかったし
本当はもっとじっくり見たかったのもあるんだけど、流れを止めてしまうからと思って
少しあっさり目に見たのはもったいなかったかも。
東京に住んでいるならまだしも、こういうのは地方では起きないことだから
しっかり見ておけばよかったのかとかあれこれ。

去年のムンク展は見に行けずとても残念だったけど、今年はタイミングよく見れて
本当によかったわ。巡礼のついでとはいえ、いい思い出になったわさ。

巡礼の前に雨も少し弱くなってきてたので、ちょっとほっとしていた私。


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