悪夢がよぎった瞬間

今日、こざるのテニスが終わってからコーチャンフォーにでかけた。
コーチャンフォーとは巨大書店で、文具もCD/DVDなども揃っていて
とにかく広くておまけに必ずミスドがくっついてる商業施設。
そこのミスドで軽くドーナツを食べている最中にべびざるが椅子から
転げ落ちて床に後頭部を打ちつけた。
かなりの音で、すぐに抱き上げて大泣きのべびざるの様子を観察。
泣き止んだら結構ご機嫌になって、ドーナツを食べていた。
しかしその後、本を見ている間に店舗で２度も嘔吐。
悪夢がよぎった瞬間だった。

実はこざる、３歳ちょっと前に頭蓋骨骨折をしている。
椅子から落ちて同じように後頭部を打って。
たまたま外出先での出来事で、帰宅後こざるはぐったりして元気がなく
昼寝をしてもまだ寝たりないって感じで目がうつろ。
夕方になってから心配になって脳神経外科を受診したところ、
頭蓋骨骨折が判明。脳の内部に血が回らないかどうか確認するために
数日入院をして、毎日CT撮ってたっけ。
結局骨がくっつくまで２ヶ月くらいかかった。
当時冬場だったので、凍結路面で転んでまた頭を打ったら困るからって
１ヶ月くらいずっと外出もせずにどきどきしながら生活していた。
３歳の誕生日直前にレントゲンを撮って、骨がくっついているのが確認
できた後でも、言葉とかいろんな障害が出ないかとしばらくは
心配したものだった。
今度は弟がそうだったらどうしようかと、本当にドキドキした。

当時のこざるよりも１年早くCTとレントゲンにトライしたんだけど
やっぱり怖がってレントゲンなんかはなかなかうまくいかない。
うまく行かないから撮りなおしになったりして、また泣く。
とにかく汗をかきつつの病院だった。

結果として骨は折れてなかったけど、ホントひやりとした瞬間だった。

べびざるはこざると違ってあんまり恐怖心がないのかなんなのか
気がついたら食卓テーブルの上で踊っていたり、椅子を動かして高いところに
登ったりと、とにかく危険なことを沢山やってくれる。
目を離すな、とは言うけど、じゃあトイレのときとか食事の支度をしてるとき、
洗濯物をバルコニーに干してるときなど、絶対に見ていられないことも
あるわけで、そういうときにとんでもないことを沢山している。

この先も彼の命を守るために私は死ぬ思いを何度もするのだろうか。
早く物分りのいい子供になってほしい。
本当に死ぬほど心配した一日だった。なんか疲れちゃった。