おうちで実験～バターづくり～

すっかり頭が科学モードに入ってしまったこざる。
先週の土曜日の「探検ロマン　世界遺産」がベネチアを特集してて
しかも正月拡大版だったんだけど、そこで紹介されたベネチアングラスの
作り方に魅せられ、そしてまた青少年科学館でのさまざまな展示物に魅せられ
いろんなことをネットで調べ始めた。
夫と一緒にあーでもないこーでもないと言ってるうちに
中国電力のＨＰにあった探訪キッズというページのなかから
「てんぷら油からせっけんを作る！」とか「手作りバターづくり」などの
情報を仕入れてきて、早速「作ってみよう」という話に。

それでＨＰで見た詳細を熱く語ってくれたんだけど
生クリームだけでできるんだと言うものの、他のページで紹介されている
手作りバターはいずれも牛乳と混ぜることになっているでは。
生クリームを容器に入れてひたすら振るだけ？ホント？？？
こざるに「あんた間違って覚えてるんじゃないの？」と言ったんだけど
「いや、生クリームだけだった」と一点張り。
仕方ないので、生クリームのみバージョンと牛乳配合バージョンの
二つを作ってみることに。もちろん生クリームは１つを半分に分けて。
まさに実験になってしまった。

それぞれを容器に入れてひたすら振る。
生クリームだけの方が早いうちから音が変わる。
「あ、できてるんだ、きっと」
牛乳との方はなかなかじゃぶじゃぶという音が変わらない。
10分くらいしたところで生クリームのみの方がまったく音なし。
「絶対出来てるんだ！」というので開けてみると…
立派なホイップクリームが完成してました…

「あれ？バターじゃない」
牛乳と混ぜた方はそれからさらに10分程度ひたすら振り続けていくと
なんか音が変わってきて、見てみると塊ができているでは！
静かにふたをあけてみると


このようなバターができているでは！！
この液体はバターミルクというらしい。
早速飲んでみたんだけど、脂肪分がバターの方に吸い取られているのか
実にあっさりした牛乳だった。

できたー！！手作りバター！！無塩です。
ちょっと塩を振って早速パンにぬってみたのだけど「うまい！」
自分で頑張って作ったからか、市販のものよりうまい気が。
作る過程で先に塩を入れておくといいかもね。
夫にも食べてもらって、みんなで満足。
保存料などがないので使いきれる量を作るのが原則。

後に中国電力のＨＰで確認したんだけど
やっぱり生クリームだけで作ってた！え？なんで？うちはホイップになったのに。
ホイップの方はどうしたかって？コーヒーに入れちゃいましたよ！！
カプチーノ

楽しい実験教室だったんだけど
これを喜んだこざるの次なる要求が怖い今日このごろ。