さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

今年の読み聞かせはこの一冊!

2013-09-03 10:19:17 | さるみみ文庫2013
この本は、出版されたばかりの頃、本屋で立ち読みして超感動した作品。
でも、当時コナンは2年生、エナリは幼稚園児だったし
ちょっとまだ本の内容を理解できないだろうと思ってそのまま。
月日は流れて、学校での全校読み聞かせにいつかは使いたいと思いつつも、
やっぱりこの内容を子どもたちはわかるのだろうか、とか
決して明るい楽しい話ではないものを読み聞かせで紹介することは
本当にいいのかとか、あれこれ考えて読まずに月日は流れ…

でも、今年やっぱりこれを読むことにした。

大好きな友達の「ことり」が死んでしまって悲しみに暮れる「くま」
ことりの亡骸をきれいな箱の中に入れて持ち歩くくまに
森の仲間たちは「もうことりは死んでしまったから早く忘れなくちゃ」と
くまに声をかけるんだけど、くまは仲間たちにそういわれ続けて
最後にはことりの箱と一緒に自分の家に閉じこもってしまう。

くまがある日、本当に久しぶりに外に出たときに出会った「やまねこ」
箱の中を見せてと頼まれて、くまはやまねこに見せると、
やまねこは「きみはともだちを亡くしてさみしい思いをしてるんだね」と言われる。

その一言がきっかけでくまは悲しみを乗り越えるための一歩を
踏み出すことができて、ことりのお墓を作って、そこに埋めてあげるんだよね。

くまの気持ちが変わっていくその流れが本当に素敵で、湯本作品の温かさを痛感。

先週、来週、再来週と3回に分けて読むんだけど、
やっぱり希望人数自体は各回10人程度と多くないね。

だけど、去年やっぱり50人以上が集まる読み聞かせを体験してみて思ったのは
読み聞かせは10人くらいがちょうどいいな~ってこと。
各クラスに入って読むときも30人くらいだけど「なかなかうまく巻き込めないな」って
思っちゃうんだよね。もっと聞く側の表情とか思いが感じられるサイズがいい、って
あれこれ考えたとき、やっぱり10人前後が最適かな~とね。

本当は高学年に来てもらいたいんだけど、実際は低学年も多くてね。
本当にしみじみわかってもらうには高学年もっと来てよ~!!
あと2回のバランスが気になるわさ。

ぜひぜひみなさんも、この作品を読んでほしいわ。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
素敵な絵本。 (さるみみ)
2013-09-04 11:34:47
cocoaさんこんにちは。
これ、本当に素敵な絵本です。
大人に読んでもらいたいかも。
子どもの頃からすごく本が好きだったんですけど、
それが今こういう形で自分の子供だけでなく
(コナンは全く読まない人なので)
他の子どもたちにも伝えられる機会があって
本当によかったと思っています。
卒業まではがんばって続けるつもりです。
cocoaさんもバザー頑張って下さいね。
小学校最後なら達成感もひとしおでしょう!
返信する
図書ボランティア (cocoa)
2013-09-04 10:01:16
さるみみさん頑張っていますね
読み聞かせはあまり多すぎてもしっくりこないものなんですね。

絵本って小さな子が読むイメージがあるけど
実は大きい子供や大人が読んでもいいものが
たくさんありますよね。

うちの子たちもしばらく絵本は読んでいないような...

久々に勧めてみようかな

手作り石けん綺麗でかわいい!
もうバザーの時期ですね
うちの学校は11月なんでまだこれからですけど
今年で小学校最後なので手作り品講習会にも出るつもりです。
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