
下巻の方がペース早かったかも。
不倫相手に子どもが出来て夫に離婚を迫られる主人公に同情した矢先、
実はその主人公も夫と結婚するときに同じように略奪婚だったことが途中で判明。
因果応報?と思えば同情の余地もなくなったりしつつ。
途中で畳の下を掘り返す場面が出てくるんだけど、そこに夫の不倫相手でも
埋めるんじゃないかとか期待感もったものの、そんなことはなく。
じゃあその掘り返した畳の下、ってなんかのメタファだったのか?とか
ああ、これ以上書いてしまうとネタバレになるのでこのへんで。
ちょっと今回の吉田修一は「乱暴」だったなあ…と思う。
現実はもしかするとこういう感じで生活が続いていくのかもしれないけど
やっぱり小説としてはどこか落としどころが欲しかったかな?と思う。
もちろんすべての小説にオチがなくてはならないわけではないけれど
いろんな要素をちりばめていたのにもかかわらず、あまり回収できていないままで
ちょっとフラストレーションたまった感じ。
年末最後がこの本なのもなんとなく気分が晴れないので、年始に向けてちょっと違う本読もうかな。
今年は全く読書できていない感じの1年だったので、2019年は教科書とか専門書以外に
いろんな本を読む時間を作っていこうと決意を新たにしてみた。
うーん、吉田修一…ちょっとこれは好きじゃなかった。
不倫相手に子どもが出来て夫に離婚を迫られる主人公に同情した矢先、
実はその主人公も夫と結婚するときに同じように略奪婚だったことが途中で判明。
因果応報?と思えば同情の余地もなくなったりしつつ。
途中で畳の下を掘り返す場面が出てくるんだけど、そこに夫の不倫相手でも
埋めるんじゃないかとか期待感もったものの、そんなことはなく。
じゃあその掘り返した畳の下、ってなんかのメタファだったのか?とか
ああ、これ以上書いてしまうとネタバレになるのでこのへんで。
ちょっと今回の吉田修一は「乱暴」だったなあ…と思う。
現実はもしかするとこういう感じで生活が続いていくのかもしれないけど
やっぱり小説としてはどこか落としどころが欲しかったかな?と思う。
もちろんすべての小説にオチがなくてはならないわけではないけれど
いろんな要素をちりばめていたのにもかかわらず、あまり回収できていないままで
ちょっとフラストレーションたまった感じ。
年末最後がこの本なのもなんとなく気分が晴れないので、年始に向けてちょっと違う本読もうかな。
今年は全く読書できていない感じの1年だったので、2019年は教科書とか専門書以外に
いろんな本を読む時間を作っていこうと決意を新たにしてみた。
うーん、吉田修一…ちょっとこれは好きじゃなかった。
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