中学校の三者面談にて

エナリの三者面談があった。

エナリが地元の中学校に進学してから、私も再就職したのでほとんど学校行事に
顔も出さず、ボランティア活動もＰＴＡ活動もやっておらず、
当然エナリのクラスの担任の先生もこういう面談のときと、風邪で欠席するとき以外は
話をしたことがないという状態で。

まあ今回はどうやら進路の話なんかも出てくるってことをちらっと聞いたので
ああ、もうそんな話をする時期だったか？などと思ったり。

コナンが通っていたモル中では３年生の秋口になるまで進路の話は出て来なかったし、
そもそもモル中では懇談時期が前期の成績が出た時点、つまり10月だったかな？
秋口に入ってからと、あとは３月（中３は違うけど）だったので
小学校と同じ夏休み前と冬休み前という懇談時期と全然違うのよね。

エナリの今の場合、
夏休み前の懇談では成績の話をされるけど、それはあくまで５教科の分しかでておらず
副教科の成績が出る前期末の時点では懇談がない。
今の時期は前期での副教科の成績はあるけど、５教科については11月の定期テストの
結果を受けて、一部更新されているのかな？暫定的な評価を知らされ、
確定ではないんだけど、2年生の評定についてこの時点で仮出しされて、内申だと何ランクの
上の方、下の方で…という話がされたわね。

先生が言っていたのは、やはり部活でも委員会活動でも２年生が中心になって、
とても忙しいからか、11月の定期テストで大きく下げた子が多く、やはり中だるみ傾向はあると。
その中で、下げてはいるけど、踏みとどまって５教科の評価が下がっていないのはよかったと。

で、志望校とかは話し合ってるかい？と聞かれたところエナリは間髪入れずに
「北高です」と答える。
先生には三者面談に先だって行われた教育相談で既に話をしていたはずだけど、
「どうして南ではなく北なんだい？」と聞かれる。
まあこれはどこでも聞かれることなんだよね。
私は別にちょっと前まで西高だって言ってたのを北に上げたわけだから、そこをなんでみんなで
「なぜ南じゃないんだ」とか聞くのかな？って思うんだけど
そういういきさつを知らない側から見れば、地理的にも遠い高校になぜ？って思うんだろうね。
それについてエナリは、これまた
「北大に行きたいので、北大を目指すなら北高の方がいいと聞いて…」と答える。


先生はさらに「へえ、道外に出るんじゃなくて北大なんだ。理系？文系？」と聞く。
エナリ「理系です」
先生「そうなんだ。理工学部系なのかい？」
エナリ首を横に振る。
先生「医学部なのかい？」
エナリ「いや、医学じゃなく、獣医…」
先生「へえ。動物のお医者さんなんだ。じゃあ先生のうちの犬が病気になったら治してもらおうかな」
エナリ「ははは…」
先生「それはとても難しくて大変な目標だから、ビシッと勉強しないとダメだよね」
エナリ「はい…（苦笑）」
私「まあ、言うのはとりあえずタダなので…笑」
先生「いや、夢でもそこまで先が見えてるのであれば、頑張って行きたいよね」
エナリ「はい」
先生「じゃあ、学校での点数よりも模試をたくさん受けて模試で点数取れるようにしなさい」
エナリ「はい」

その後、学校にランチマットとエプロンを持っていくのをずっと忘れてた話とか
職場体験の報告を後輩の前ですることになった話などをちょっと聞いて10分程度で終了。
最後に北高に行くなら、２月のテストで崩れないようにしっかり勉強するんだよ、と念を押される。

正直、本当に獣医学部を目指せるほど能力高いとは思ってないけど、
それでも面談の場で担任の先生に自分の夢というか、思いを伝えられる子になったのか～と思う。
素直に育ったな～と思う。

なんせコナンが一癖もふた癖もある子で、取扱いがかなり面倒だった分
小さい頃のエナリは単純バカにしか見えなかったけど（もちろん今もそうかな、と思うけど）
このこじれやすい思春期にあって、随分と素直な子になってるものだと思う。

小学校の頃は建築士になりたいと言ってて、それよりも前には獣医と言ってたこともあるけど
どんな夢でもしっかり叶えてもらいたいな、と応援したい気分になったね。

まずは１月道コン。
勉強しないと取れないからね～