読書も割と好きで、乱読スタイルで読んでいる。
ここ数年は、時代小説と言うジャンルにはまって
いて、特に、池波正太郎の鬼平犯科帳、剣客商売
や佐伯泰英の、いねむり磐音、密命シリーズなど
を読んでいた。
シリーズものは、登場人物に感情移入してしまうが、
長く続くと類似の対決シーンが何度もでてきたり、
キャラが被る人物が何度も出てきて飽きて来る。
どんな作家でも一度は経験するスランプなのか?
ところで、年末年始にちょっと変わった本を読もう
と思い、書店で手にしたのがこの本【赤めだか】である。
本を手にしてはじめて立川談春のエッセイだと知った。
談春は、一昨年の東芝日曜劇場ルーズベルトゲームの
悪役社長を見事に憎にくしく演じ、また今年の池井戸潤シリーズ
の下町ロケットで、今度は、熱く燃える佃社長の大番頭
を味のある演技で魅了した今を時めくチケットが最もとりにく
い落語家である。
これはまさに談春の幼少のころから、高校二年で中退し、好き
だった落語家を目指して憧れていた古今亭志ん朝でなく、偶然
見た談志のインパクトに圧倒されすぐ門を叩く。
それから地獄の前座修行を経て目出度く二つ目、真打ちと昇進
するまでの半生記である。
何げない談志との日常の会話の中にある師匠と弟子の関係が、
いみじくも談志とその師匠の小さんとオーバーラップさせる
ラストは、感動もので心に染みた。
まだ読んでないかたは、ぜひ、、、。
ここ数年は、時代小説と言うジャンルにはまって
いて、特に、池波正太郎の鬼平犯科帳、剣客商売
や佐伯泰英の、いねむり磐音、密命シリーズなど
を読んでいた。
シリーズものは、登場人物に感情移入してしまうが、
長く続くと類似の対決シーンが何度もでてきたり、
キャラが被る人物が何度も出てきて飽きて来る。
どんな作家でも一度は経験するスランプなのか?
ところで、年末年始にちょっと変わった本を読もう
と思い、書店で手にしたのがこの本【赤めだか】である。
本を手にしてはじめて立川談春のエッセイだと知った。
談春は、一昨年の東芝日曜劇場ルーズベルトゲームの
悪役社長を見事に憎にくしく演じ、また今年の池井戸潤シリーズ
の下町ロケットで、今度は、熱く燃える佃社長の大番頭
を味のある演技で魅了した今を時めくチケットが最もとりにく
い落語家である。
これはまさに談春の幼少のころから、高校二年で中退し、好き
だった落語家を目指して憧れていた古今亭志ん朝でなく、偶然
見た談志のインパクトに圧倒されすぐ門を叩く。
それから地獄の前座修行を経て目出度く二つ目、真打ちと昇進
するまでの半生記である。
何げない談志との日常の会話の中にある師匠と弟子の関係が、
いみじくも談志とその師匠の小さんとオーバーラップさせる
ラストは、感動もので心に染みた。
まだ読んでないかたは、ぜひ、、、。