美山たそがれメール

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石楠花に思う

2018年05月04日 | 日記
舅が山から取って来て植えた自生している日本石楠花は大きく育ち、毎年数十輪の花を咲かせる。さすが自生種でこの冬のマイナス15度以下の気温にも耐えて今年も咲いた。日本石楠花は咲く場所を選ぶようで、京都市内などで植えてもなかなか根付かない。本当は自生地で鑑賞するのがいいのだが、所詮人間は自分の近くで見たがるようで村のどこそこに日本石楠花が植えられている。

ところが西洋石楠花は園芸種でもあり、色もバラエテイに飛んでいてカラフルである。私が西洋石楠花に遭遇したのは40数年前にアメリカのプリンストンであった。友人と一か月余り、アメリカを旅した。最初の一か月間はフロリダの語学学校だった。季節は5月中旬だった。友人の知人がプリンストンに在住していてお世話になった。プリンストンの町は大学で有名で静かな落ち着いた町でもあった。散歩すると各家の庭に西洋石楠花が咲いていた。私は色の鮮やかさに驚いた。あれから数十年後、日本の種苗店などでも西洋石楠花が売られていることを
知り、数年前に庭に2本植えた。今年は寒さの影響で花は少ないが咲いてくれた。