美山たそがれメール

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たそがれ世代のおばちゃんのブログです。

村の中の一軒家

2018年11月28日 | 日記
テレビ朝日で放映されている「ぽつんと一軒家」はおもしろい。
我が家は村の中の一軒家である。12戸人口14名の過疎の村である。
我が家は丘の上にぽつんと立つ茅葺き屋根の一軒家である。
一日人の訪れは郵便局の配達だけの日が多い。人と話すことも
自分が出かけなければない。家の周囲は畑と田んぼと山である。
夜になれば家の周囲を鹿が徘徊し狐も歩き回っている。
晩秋には熊が柿の実を求め山から下りて来る。賢い猿は好物の
獲物があるときには必ず来る。この間椎茸を食べられてしまった。
山の獣と格闘しての暮らしだがそれはそれで面白い。

ここに嫁いで40年、こんな所に暮らせるかと思っていたのに
「住めば都」ある。私はよく海外に旅するが人間はどんな所でも
たくましく生きていると実感する。ニューヨークでも東京でもここの
山奥の村でも同じ地球上の一点ではないかと思っている。

数年前から農家民宿B&B段を開設している。キャッチフレーズは「客の
来ないB&B」にしたがメール予約で海外からのお客さんも来る。
ネット社会の恩恵を受けているのだ。