忘れもしない 去年の9月15日の朝。
マーくん含む兄弟仔猫4匹が、わが家の直ぐ近くの沿道にバラバラと捨てられていました。
見つけた時、みんなグッタリと横たわっていましたが、みんなのアタマは揃って東を向いていました。
まだ歩くのもおぼつかない小さな体で、ヨチヨチと必死に陽が指す方に向かって歩いていたのでしょう…。
その中で、いちばん頑張って先頭を歩いていたと思われるミケちゃんが、陽にさらされて、熱中症で苦しみながら私の手の中で逝きました。
もう少し早く見つけてあげられていたら…。
ごめんね。
三匹を保護してから、真菌、下痢の治療をし、仔猫の世話特有の心配はありましたが、みんなスクスクとげんきに育ってくれました。


かわいい盛りになって、里親さん募集でもいいお問い合わせをいただくようになった矢先、マーくんの病気が見つかりました。お腹が異様に膨れてきたのです。
最初に診てもらった病院では、一応、形ばかりの検査はしたものの、匙を投げられました。
開腹をしても原因不明でわからないことが多い。
余命一ヶ月くらいでしょう、と…。
頭がまっしろになりました。
確かにそのときのマーくんは、まったく食欲もなく、動くげんきもありませんでした。
でも、なにもしないでこのままマーくんが居なくなるのを見ているだけなのか…。
そんなの辛すぎる…。
保護したその日から抱っこが大好きで、手の中で無防備に眠ってしまったマーくん。
寝床にしていた箱に下ろすと、もう抱き癖がついたのか、かわいい声で抗議をしていたマーくん…。
マーくんの可愛らしいひとつひとつの仕草が、次から次へと思い出されました。
その時に、友人のハハさんが信頼している獣医師の大巻先生のことが浮かんだのです。
予約でいっぱいの日でしたが、ハハさんのつてで、診ていただくことが出来ました。
先生は、血液検査の結果とエコーで、マーくんのお腹の膨れはFIPではないこと。
たぶん、なんらかの腎臓疾患であることを導き出してくれました。
あの時の先生は、お世辞でも大袈裟でもなく、神様にみえましたよ。
でも、ただそれは、開腹をしなければわからないし、手術が成功するとも限らない。
術中に亡くなってしまう可能性があること、また、成功したとしても、術後の経過観察中に亡くなってしまう可能性もあることを説明されました…。
厳しいお話ではあったけれど、私にしてみたら、それはひとすじの希望にほかなりませんでした。
だって、何日か前には余命宣告をされて絶望していたのだから…。
そして手術日当日を迎えました。
無事に手術が終わったことを先生から連絡いただいた時の安堵の気持ちを、どう表現したらいいのでしょうか。
その後も、経過が順調なことをお世話になった方々に心から感謝しました。
こうしてマーくんは、先生も感心するほどの生命力で生還してくれたのです



たべものの制約や、通院など、まだ若いマーくんのことを思うと切なくなることも多いけれど、マーくんがここにこうしていてくれることが本当に嬉しいし誇らしい…。


マーくんたち兄弟を保護したのは、推定 生後約一ヶ月の時でした。
お誕生日をどうしよう…と思った時に
亡くなった母の誕生日、8月14日にしようと決めました。
マーくん、一歳のお誕生日おめでとう


これからも一緒にお誕生日を迎えようね
マーくん含む兄弟仔猫4匹が、わが家の直ぐ近くの沿道にバラバラと捨てられていました。
見つけた時、みんなグッタリと横たわっていましたが、みんなのアタマは揃って東を向いていました。
まだ歩くのもおぼつかない小さな体で、ヨチヨチと必死に陽が指す方に向かって歩いていたのでしょう…。
その中で、いちばん頑張って先頭を歩いていたと思われるミケちゃんが、陽にさらされて、熱中症で苦しみながら私の手の中で逝きました。
もう少し早く見つけてあげられていたら…。
ごめんね。
三匹を保護してから、真菌、下痢の治療をし、仔猫の世話特有の心配はありましたが、みんなスクスクとげんきに育ってくれました。


かわいい盛りになって、里親さん募集でもいいお問い合わせをいただくようになった矢先、マーくんの病気が見つかりました。お腹が異様に膨れてきたのです。
最初に診てもらった病院では、一応、形ばかりの検査はしたものの、匙を投げられました。
開腹をしても原因不明でわからないことが多い。
余命一ヶ月くらいでしょう、と…。
頭がまっしろになりました。
確かにそのときのマーくんは、まったく食欲もなく、動くげんきもありませんでした。
でも、なにもしないでこのままマーくんが居なくなるのを見ているだけなのか…。
そんなの辛すぎる…。
保護したその日から抱っこが大好きで、手の中で無防備に眠ってしまったマーくん。
寝床にしていた箱に下ろすと、もう抱き癖がついたのか、かわいい声で抗議をしていたマーくん…。
マーくんの可愛らしいひとつひとつの仕草が、次から次へと思い出されました。
その時に、友人のハハさんが信頼している獣医師の大巻先生のことが浮かんだのです。
予約でいっぱいの日でしたが、ハハさんのつてで、診ていただくことが出来ました。
先生は、血液検査の結果とエコーで、マーくんのお腹の膨れはFIPではないこと。
たぶん、なんらかの腎臓疾患であることを導き出してくれました。
あの時の先生は、お世辞でも大袈裟でもなく、神様にみえましたよ。
でも、ただそれは、開腹をしなければわからないし、手術が成功するとも限らない。
術中に亡くなってしまう可能性があること、また、成功したとしても、術後の経過観察中に亡くなってしまう可能性もあることを説明されました…。
厳しいお話ではあったけれど、私にしてみたら、それはひとすじの希望にほかなりませんでした。
だって、何日か前には余命宣告をされて絶望していたのだから…。
そして手術日当日を迎えました。
無事に手術が終わったことを先生から連絡いただいた時の安堵の気持ちを、どう表現したらいいのでしょうか。
その後も、経過が順調なことをお世話になった方々に心から感謝しました。
こうしてマーくんは、先生も感心するほどの生命力で生還してくれたのです




たべものの制約や、通院など、まだ若いマーくんのことを思うと切なくなることも多いけれど、マーくんがここにこうしていてくれることが本当に嬉しいし誇らしい…。


マーくんたち兄弟を保護したのは、推定 生後約一ヶ月の時でした。
お誕生日をどうしよう…と思った時に
亡くなった母の誕生日、8月14日にしようと決めました。
マーくん、一歳のお誕生日おめでとう



これからも一緒にお誕生日を迎えようね
