立てば芍薬座れば牡丹踊る姿は薔薇の花?

古希から喜寿へ向かうGrandmotherが、つれづれなるままにシニアライフをつづります。

スポーツ選手の「神は細部に宿る」を科学する

2010-06-26 13:25:26 | 日記
W杯観戦を深める“科学の目” - 吉井 妙子 - 新聞案内人 :新s あらたにす(日経・朝日・読売)


日本人選手にスタミナがないといわれますが、動きは優っているのに、前半で動き過ぎるため、後半に使い果たしてしまうのが欠点だそうです。ベルギー戦では、前半FKで2点先取したのが、勝因でした。
また、カメルーンのエトゥを押さえきった長友選手は、骨盤近くの腹横筋と大腰筋を鍛えていたことが素早い動きにつながり、良かったと言ってます。
読売の【サッカーを科学する】という記事も読んでみたいですね。(以下引用部分です}

 「神は細部に宿る」という有名な言葉がある。この言葉の出所についての見解や使われ方は色々あるようだが、誰にでも普遍であるはずの森羅万象を、一般人には理解不能なところまでキャッチでき、しかもそれを絵なり、音楽なり、建築物なり、言葉なりで、誰にでも分かるように表現できる人に、神秘性と驚嘆を込めて使われることがある。

 私は「神は細部に宿る」世界を知りたかった。だが選手たちは、人間業と思えないほど高度な動作を示すようになっても、なぜそのように瞬間的に判断し決断、行動できるようになったのか、言葉に転化できない。

 しかし、それも無理のないことだと思った。

 高みに達したアスリートというのは、心技体の充実だけでなく、感覚の鋭さというもう一つの能力を手にした人が多いからである。感覚を言語化するのは難しい。 

○無回転シュート

 テーマ選びのタイミングもいい。本田圭祐の無回転シュートが話題になると、すかさずその謎を解き明かした。無回転シュートは、1000分の1秒のボールと足の接触で決まるというのだ。まさに「神は細部に宿る」領域だ。

 最高のドリブラーといわれ、今大会でも世界中の注目を集めるアルゼンチン代表のリオネル・メッシ。何人ものディフェンスを次々に交わすドリブルは、横に蹴ったボールを即座に前に蹴り、その間に要する時間はほんの0.2秒という。これではDFが逆を突かれても当然だ。そんな神業の事実を知ると、アルゼンチンの試合は目を皿にして見てしまうのはいうまでもない

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