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『おんな城主 直虎』 第33回「嫌われ政次の一生」

2017-08-21 09:02:00 | テレビ番組
NHKの大河ドラマ『おんな城主 直虎』。第33回「嫌われ政次の一生」に、涙を流した人が多いのではないでしょうか? あたしも、その一人です。

武田信玄(松平健さん)と徳川家康(阿部サダヲさん)による今川攻めが避けられない状況になる中、徳川と内通していた井伊直虎(柴咲コウさん)と小野政次(高橋一生さん)は、約束通り、徳川勢の井伊谷への進軍を受け入れようとしますが、その軍勢に向かって、突然、矢が放たれました。これは、徳川の先導役を務めていた近藤康用(橋本じゅんさん)の罠でした。徳川勢に弓を引いたという濡れ衣を着せられた政次は、城を捨て、隠れることに。一方、直虎も、政次を逃がした罪に問われ、牢獄に入れられてしまいます。

起死回生を狙った(?)政次は、近藤康用を襲いますが、失敗。直虎の代わりに牢獄に…。

龍雲丸(柳楽優弥さん)が、政次の救出に向かいますが、政次は「俺一人の首ですますのが、最も血が流れぬ」と、これを拒否してしまいます。井伊家を乗っ取ろうとした罪人として、裁かれる道を選んだのです。「それこそが小野の本懐だからな。井伊に嫌われ、井伊の仇となる。おそらく、私は、このために生まれてきたのだ」と語る政次。

政次から白い碁石を託された直虎は、かつて政次と交わした誓い「我をうまく使え。我も、そなたをうまく使う。」を思い出し、次の一手の覚悟を決めます。「政次が逝くというなら、我が送ってやらねば」と処刑に立ち会うのでした。政次の思いを汲んだ直虎は、近藤康用の家来から槍を奪い、政次の左胸に突き刺しました。政次は、裏切り者を演じ切ったまま絶命したのでした。「政次を近藤の手の者で処刑されるくらいなら、自分の一槍で」と、直虎は思ったのでしょう。これぞ、武士のあるべき姿ですわ。
( ノД`)シクシク…

政次の辞世の句、「白黒を つけむと君を ひとり待つ 天つたふ日そ 楽しからすや」は、直虎に向けたラブレターのように思えました。


※ と、まあ、ドラマでは、このように描かれましたが、史実では、井伊谷の近隣に潜伏していた政次が、永禄12年(1569年)、家康の堀川城攻撃の際に見つけ出され、4月7日、井伊谷城東方の井伊谷川付近にて処刑された、とのことです。また、5月7日、政次の子2人も処刑されたようです。


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