好きなシーンばっかりを集めました。備忘録代わりです。(^^;)
どうして必要かと云うと、「あー、あのシーン好きだったんだけど、何話目だったかかなぁ」と思い出す時、すぐにそのシーンを見ることが出来るようにするため、です。(^^;)
※なので、完全にネタバレになっていますので、ご注意下さい…。
【1話目】ドラマの導入なので、あまり好きなシーンはなし。と、云いながら、いっぱいあった…。
●パラグライダーの事故で木に引っかかり、北朝鮮の軍人に見つかるも、上手く逃げおおせたと思ったものの、着いた村は北朝鮮の村だった。方向音痴なユン・セリ。
●逃げる時に、地雷原の中を運良く走りきったり、林の中で木の枝を使って道迷いから脱したことに、追うジョンヒョクも頭の片隅に気になる女性と貼り付いてしまったのかも…。
●北朝鮮の村に着いてしまったことに呆然とするセリに近づいて来るチョ・チョンガルが乗った車。寸前のところで、ある人影がセリを家の門の中にかくまう。
門の電気が点いて、気がつくと、その人はジョンヒョクだった…。この人から逃げたのに、またここで出会ってしまった…。顔は私のタイプ…。捕まっちゃったけれど、ホッとするセリ。
●最後に、出会ったシーンが再度流れる。セリを最初に見つけたのはジョンヒョク。
なかなか繋がらないトランシーバーで、部下に話しかけているセリを見上げている。
いろいろな話で部下を懐柔しようとしてジタバタしているセリを優しく、少し柔らかい笑みを浮かべながら見ている。
その時、セリもジョンヒョクに気づいて、「ここ、ここよ。」と声を掛け、最初のシーンに戻る。
そうなんだ。最初からジョンヒョクはセリを優しく受け入れていたんだ…。
それなのに、セリは地雷を踏んで絶体絶命のジョンヒョクを見捨て、ジョンヒョクが右と教えた道を左に進んだ。その選択は…。
【2話目】 ~セリの心の声から始まる。『運が必要な時も、センスが必要な時も、私の選択は常に正しかった。だから、人生最大の時危機でも自分を信じた。(Seri's Choiseのアップ)私の選択は正しいはずだと。でも今回は、違った。たった1度のミスなのに、その代償は大きかった。』~
●壁ドンならぬ、門ドンで見つめ合う二人。セリは『北朝鮮で知っているのはこの人だけだから、助けてもらわなきゃ。』と思ってるが、ジョンヒョクは『抹殺だ!』と思ってる。真逆!
●でもセリはジョンヒョクに、ご飯が食べたいと云う。韓国では簡単に何でもすぐ出来るけど、北朝鮮は全く違う。ジョンヒョクは、粉を捏ねて麺を作り、味噌のスープを作る。錦糸玉子もその他のトッピングも綺麗に添えて、お盆に入れて出してあげる。
それなのにセリは、南の礼儀として、ゲストはホストに最初の一口を味見させると云って、毒味させようとする。ジョンヒョクは麺を下げるけど、一口もセリは食べていない。もったいない。せっかく作ったのに…。美味しそうなのに…。
●部隊が任務に戻ることになり、セリはジョンヒョクに連絡したい時はどうしたらいいかを尋ね、5番に電話したら通じるが、緊急の時だけにするようにと云われる。
セリにとっては重要なこと、ボディシャンプーがない、アロマキャンドルがない、温水が出ない!と度々連絡をして、呆れられる。
●夜になって、突然停電になり、懐中電灯を探すセリ。5番に電話しても繋がらないところに、誰かが家の周りをうろつき、ドアを開けようともする。怖くなったセリは花の入った花瓶を頭の上に掲げて、不審者の侵入に応戦しようと構える! 入って来たのは、ジョンヒョク。驚くジョンヒョク。「何しに来たのよ」と云われて、「ロウソクが必要かと…」と云いながら、ロウソクを差し出す。不安だったことと安心したことで、号泣してしまうセリ。
ジョンヒョクは「風呂に入る時も寝る時も…」と続けるが、「ただのロウソク? 私が云ったのは、アロマキャンドルなのに…。」と不平を云うセリ。(^^;) (えぇ? だって知らないし…って困惑の表情のジョンヒョク。)泣きやめることが出来ないセリ。「ごめんなさい。あなたも迷惑よね。でも、私もあきれてるの。なぜ私がこんな目に…。」と号泣が続く。女性にこんなに泣かれるのは初めて…?
●居間に移り二人座ってロウソクを点けて話をしている。セリは株の投資の話を例えにし、「投資した30億ウォンがパァになったこともある。だけど、その時より悲しい。30億ウォンを失った時より今の方がずっと悲しい。だって、そうでしょ。全く興味のなかった北朝鮮に来て、知らない人が見ている前で、泣くはめになるなんて、イヤになる…。」と泣く彼女を見て、
指で(!)ロウソクの火を消してあげ、「もう見えない。心配するな。」「災いのあとには幸せが来るものだ。きっと何とかなる。」と云うジョンヒョク。「本当?」とセリ。「本当だ。」と彼。
●明け方に平壌に行くと云って出て行こうとするジョンヒョク。必要な物を買って来たと袋を渡す彼。「いつ帰って来るの?」と聞くセリに、「もう会えないかも知れないが、隊員がいるから大丈夫」と答え、「いつか恩返ししたいから」と名前を尋ねるセリに、「返してもらう恩などない。約束した通り、ここでのことは口外するな。出来れば、忘れて。」と云って立ち去るジョンヒョク。
●ジョンヒョクが買って来た物は…。
シャンプーとリンス。「何よ。髪もせっけんで洗えって云ってたくせに。全部韓国製だわ。」次に(恐らく)保湿美容液が出て来る。手の甲に1滴垂らして、匂い、手や首などに塗るセリ。「これをどこで?」
市場で買い物をするジョンヒョク。店員が「化粧品を?」と聞き、布で隠している棚を開くと、中には韓国製の商品がずらり。洗浄クリームや昼用クリーム、夜用クリームと説明してくれるが何もわからないジョンヒョク。「何にします?」と聞かれ、「全部下さい。」と彼。(^^;)
袋の中からは、服やビニールに入って、下着まで。(真っ赤なブラジャー!)「やだ。」とセリ。
また市場のシーン。さっきの店員が「下着ですか?」と化粧品の横の布をめくると、ずらり。「韓国製です。いろいろなブランドのものがありますけど、何にします?」と聞かれても直視出来ないジョンヒョク。「全部下さい。」という彼に、店員は続けて「サイズは?」 絶句するジョンヒョク。「適当に…。」と答えるのが精一杯…。(^^;)
セリはサイズを見て、「こんなに過大評価してくれたの?」と照れ笑い。「合うだろうけど。」とちょっと満足げ。(^^;) 最後に出て来たのは、消毒液。
そう、彼は膝を怪我している彼女のことをちゃんと見てくれていた…。「何なのよ。本当は優しいくせに。」と、綿棒で傷に消毒液を塗るセリ。
ツンデレのジョンヒョクに胸キュンのシーン。
●チョ・チョンガル少佐が突然宿泊検閲をすることがわかった隊員たちは、慌ててジョンヒョクに連絡を取る。平壌にいたジョンヒョクは、知り合いの副官に『729』ナンバーの車を借りて、猛スピードで家に戻ろうとする。平壌の道路は人式や手動切替の信号を使っていて、『729』の車が近づいて来るのをいち早く見つけると、青信号に変え、他の車は停めさせる徹底さ! そのお陰で猛スピードで家に向かうことが出来る。ただ、家にいたユン・セリは、キムチ倉庫に隠れているところを見つかって、家の外に連れ出されてしまい、チョ・チョンガルに身元を聞かれる。答えられないセリ。そこに、ジョンヒョクが運転する車が近づいて来る。セリに銃を向けるチョ・チョンガル。車を降りてセリに近づくジョンヒョク。そして、「僕の婚約者に何のマネですか?」と聞く。(^^;) 「今、何と?」とチョンガル。ジョンヒョクがもう一度、「僕の婚約者です。銃を下ろして下さい。」と云う。
●スイスのシーン。安楽死を希望するセリは、綺麗な景色を眺めることを勧められる。そんなことで生き直そうと思えるはずはないと云いながら、セリは高原に出掛け、パラグライダーをしている人を見上げている。そこにハイキング姿の男性が近づき、セリの横で同じようにパラグライダーを見上げる。それは、ジョンヒョクだった…。
パラグライダーの飛び方を見て、同時に「わぁ。」と声を出す二人。まだ見知らぬ二人。並んで空を見上げる二人…。
【3話目】 ~セリが宿泊検閲で見つかって、家の外に連れ出され、ジョンヒョクがチョンガルに向かって、「僕の婚約者です。銃を下ろして下さい。」と云うところから始まる~
●チョンガルや村人を納得させた後、家でジョンヒョクにセリが云う不平が面白い。ジョンヒョクに助けてもらい、かくまってもらっているのに、どういうわけか、セリの方が立場が上のような勢い。納得できないのに、渋々従ってあげるところが面白い。どうして?
例えば、身元情報が極秘なので通行証を持っていないことの理由に『11課出身』とチョンガルに云ったことに対して、11課の内容がスパイ行為もあると聞いて、スパイはイヤだと云ったり、長い髪の毛を束ねないでいたのを『ざんばら髪』と云われたことに怒ったり、村の奥さんたちに「美人じゃない」と云われたことが不満だったり…。ジョンヒョクを『下っ端』と云ったり。結構云いたい放題のセリ。(^^;)
●自分が去った後のことを気にするセリ。ジョンヒョクが振られたことにしてほしいと云い、6ヶ月は哀悼期間を強いる始末。必要ないとジョンヒョクが渋るが、「居座るわよ」と云われ、即了解する…!
●翌朝、ジョンヒョクが乗って来た高級車を取り囲む村人を見ているセリ。何をしているか聞かれ、ジャガーの車を「普通の車」と云うセリ。セレブのセリフ。
●出勤するジョンヒョクを見送ると云うセリに『ざんばら髪』をハンカチで束ねるように云うが、『変人でいい』とセリは拒否。ジョンヒョクは自分で束ねてあげる。満足げなセリ。
門の外では、村人に見せつけるように、肩の埃を払い、頭を撫でさせ、振り向いて手も振らせる…。
「居座るわよ!」の言葉に従うジョンヒョク…。
●訓練の時、中隊の4人だけを隊長室に呼び、宿泊検閲の結果を報告するジョンヒョク。チスは心配して声を少し荒げてしまうが、ジョンヒョクに「ピョ曹長、僕に対して声を荒げたのか?」とたしなめる。それでも「どう説明したのか?」と食い下がるチスに、やっと「婚約者と云った」と正直に答えるジョンヒョク! 正直者だから本当のことを云っていないかと心配していたチス以下4人は、ジョンヒョクがウソをついたことにビックリ。ジュモクが韓国ドラマを引き合いに出し、「隠れている時、バレそうになったら、男女が急に抱き合ったり、口づけしたりします。」と伝える。思わず口元に手を当てるジョンヒョク…。なぜかと聞くチスに、「危機を逃れるための南朝鮮式の方法」と答えるジュモク。(^^;) 「危機を逃れた後は?」とウンドン。「ドラマが面白くなる。二人は夜を共に過ごすからな。」とジュモクが笑いながら云ったあと、真顔になって4人はジョンヒョクを見る…。そこで寡黙なグァンボムが「だから中隊長は昨夜部隊に戻らず、家で一緒に…。」と云うと、「一緒じゃなかった。僕は自分の部屋、彼女は居間と別々に…。」と苦しい言い訳をするジョンヒョク。部下にそこまで正直に伝える必要ある…? ジュモクがすかさず、「そこから恋に落ちます。100%。例外のドラマは1本もありません。」と云い切る! さすがジュモク。でも、そこでジョンヒョク。ジュモクの左足をぐっと押さえつけ、「南朝鮮のドラマを見たと自慢しているのか!」と一喝。
そこからはその夜の船渡しの計画の打ち合わせになる…。
●洗濯泥棒のシーン。捕まえたのは、イケメンのパク・グァンボム! 妹が病気で何日も食事をしていないと云う少年に、家にある食べ物やひざ掛けを与えようとするセリ。隊長の物を無断であげようとするセリに悪態をつくチス。帰って来たジョンヒョクは少年に汚れた顔と手を洗うように云い、物を与えようとするセリを許す。少年は走って妹の待つ市場の一画に戻る。途中に映し出されるポン菓子売り。爆音を上げてポン菓子が出来るのを待つ子どもたち。懐かしい光景。
●賞状授与式のシーン。世話になったお礼にとセリがヒョンジュンと4人を居間に集める。チスはまた「何様のつもりだ、将軍でもないのに…」と文句を云うが、気にせず続けるセリ。みんな茹でトウモロコシを食べながら、期待顔。ジョンヒョクもニコニコしている。
1等賞:クム・ウンドン! 親切賞。「ウンドンは私をもてなし、優しく思いやってくれました。」とコメント付。賞品は、統一バージョンは1億ウォン! 即時受領バージョンはトウモロコシ。ウンドンが選んだのは、トウモロコシ! 統一されないともらえない1億ウォンよりもトウモロコシを選んだウンドン。欲がない、なさ過ぎる。ニコニコ聞いているジョンヒョクだけど、裏庭の倉庫からトウモロコシを持って行ってと云うセリの言葉にビックリ。不服顔。当たり前な反応! 気にせず続けるセリ。
2等賞:キム・ジュモク! 韓流ラブ賞。「キムは、韓流の不毛地のここで韓国ドラマを熱烈に視聴してくれました。」とコメント。統一バージョンの賞品は、何とジウ姫との昼食! 大のチェ・ジウファンのジュモクは大興奮! 即時受領バージョンは居間にあるTVを指して、ジョンヒョクを慌てさせるが、大丈夫だからと目で合図をする。当然、ジュモクはジウ姫との昼食を選択!
3等賞:パク・グァンボム! 発表前にセリが「すごく大事な賞よ」って云うから、ジョンヒョクも文句ばかりのチスも期待して待ったのに違ったので、不満顔! 副題が『人類の宝賞』とまで云い、「ここにいる軍人の中で一番ハンサムだから」と云う言葉に、どんどん機嫌が悪くなるジョンヒョク。笑える。「ハンサムの基準はいろいろある」と文句を云うチスに、セリは「どんな基準でもチスは違う」と云われ、笑うしかないチス。統一バージョンはミスコリアとのデート。即時受領バージョンはセリとのハグ。どちらも断ったグァンボム。さらに機嫌が悪くなるジョンヒョク。イケメンはクールと感心するセリ。どんどん機嫌が悪くなるジョンヒョク。ひたすらトウモロコシを食べている。(^^;)
これで授賞式は終わりと云いかけるセリに、チスが「おい!」と待ったをかける。「何かほしいの?」と云いながら、ジョンヒョクに買ってもらったシャンプーとリンスとボディーウォッシュを渡す。ジョンヒョクはブスッとしながらひたすらトウモロコシを食べている。その後「では、これをもって賞状授与式をお開きにします。」と拍手までするセリ。
「えっ。」とセリを見上げるジョンヒョク。「何か?」と聞かれ、「別に」と云いながら、憮然と部屋を出て行くジョンヒョク。
そんなジョンヒョクを裏に連れて行き、スペシャルサンクス賞として、小さな苗を指差す。赤いリボンがつけてある苗は、物売りにジャガイモ半袋と引き換えに買ったトマトの苗だった。「なんで僕のじゃがいもでお礼をするのか。」と皮肉を云うが、セリはかまわず、トマトが食べられるようになる時に、礼を云いたくても私はいてあげられないと平然と云う。ジョンヒョクがトマトが嫌いだし、育てる興味もないと云っても、ペットを育てるように、水をしっかりあげて、1日10個のきれいな言葉をかけてあげてと云う。ジョンヒョクはチラッと苗を見て、「何なんだよ。」みたいな顔をするが、納得させられてしまう。
●夜、船渡しのために、港に着き、ジュモクの叔父の船長から、「一人か?」と聞かれ、もう1枚テレカを渡して、自分も乗り込み見送ると伝える。優しいジョンヒョク。
●船で名前を名乗るセリ。ジョンヒョクも名乗るが、それはもう知ってるよね…。ジョンヒョクが初めてセリに笑顔を見せた直後、巡視船に捕まってしまう。船底に隠れた二人が見つかった時にどうごまかすかを考えた挙げ句、ジョンヒョクはジュモクが云っていた言葉を思い出し、セリにキスをする。危機一髪の時に使えるすごい方法=キスだった。
●この3話の最後に、盗聴するマンボクに聞こえて来た言葉。
海、日ざし、山つつじ、露、いわし雲、三毛猫、凧(トビ)、ここでジョンヒョクがトマトに向かって云っている映像に変わる…。
「これは違うか」と云って、凧は取り消す。(^^;) 今で6個。あと4個は? バラ、そよ風、初雪。そして最後の10個目。云おうかどうしようか、散々迷った感じで云ったのは、ピアノ…。ジョンヒョクが思う10個のきれいな言葉。自然に関する言葉ばかりの中に、やっと云えた本当に好きな言葉。
このドラマの最後の方で、このシーンに呼応するシーンが出て来る。そのシーンを見てからこのシーンを思い出すと、また違う意味でこのシーンが愛すべきシーンに思えて来る。(^^;)
4話以降はまた、後日。
相当な『愛の不時着』ロス状態になっています…。(^^;) ふぅ…。