逝く人の見し産土は冬景色
来週には雪になるので早めの準備を!テレビの予報を見ていて
1月に亡くなった友達を思っています。
毎年 年賀状が来るのにその年は来なかったけど 忙しいのだろうくらいにしか
思ってなかった。亡くなったという連絡を貰ったのは 2月に入ってからでした。
未だみんな現役だったし 体調の悪い人も居たので 暖かくなってからお別れ会をしようと
3月になって彼女の実家に行きました(住んでいたとこは遠いので)
お兄さんの話では お正月にこっちに帰って来たので 車椅子で 両親の墓や小学校や
家の周りやあちこちに行ったのだそうです。「良いときに帰ってきた もう少し後だったら
起き上がることも出来なかっただろう!」 私たちも彼女の故郷を少し見て帰りました。
中国山地の集落 段々畑 石垣の家 赤い瓦 若い緑が綺麗で桜にはまだ早かったのが残念だけど
こんな故郷を見ることが出来たのは良かった!と思った。後で亡くなったのは1月だから
彼女が最後に見たのは冬景色だったんだと気がついて 涙がでた。