風は南から

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涅槃雪

2015-02-04 12:45:37 | 写真俳句

   夢にきて笑う人あり涅槃雪

立春を過ぎて降る雪は 終いの雪で なごり雪とか雪の果てとか歳時記にあります。

涅槃会のころなので涅槃雪というのもあって この季語を使いました。

夢を良く見る時期があったのですが 最近はまったく見ません。

ぼんやりテレビを見ていたら 亡くなった人のことを思い出しました。

その人を思うとき 笑い顔なのは 嬉しい!安心する。

どうしても笑い顔が思い浮かばないのは さびしい。

夢にきて笑う人いて嬉しかり  季語がないけどこんな気持ちです。

大雪注意報があちこちででています。この辺も雪になりそうです。

立春だけど春はもう少しさき。


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1 コメント

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 (ピアノ)
2015-02-04 19:05:22
素敵な響き、慰められる句です。
母を亡くした数日後、「大丈夫よ、たくさん働いて少し疲れたから休んでいるのよ」と広くて白い部屋のベッドに座って笑っている母の夢を見ました。この夢の話をすると、母の親友やら、父が泣きながら喜んでくれました。
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