マッシンのblog

農業/まっちゃん農園運営しています。

鉢上げ

2024-02-06 09:10:00 | ルッコラの話
というより
200→50へ
800株が300に減りました。
まあ350〜400は行けたが、
選抜もできますしね。

選抜は歩留まりの事では無いです。
あえて敗者を産む感覚かな。
かの感覚はオクラで生まれました。

選抜というより、
既に人生のトーナメントって始まって
いて、勝者を生み出すゲームというより、
敗者を産むゲームのような気がする。



根付いたらまた播種に移ります。
とりあえず様子は良いようですが。


赤いのは低温障害ですね。



またもや失敗

2024-01-18 15:25:00 | ルッコラの話

ですので、

対策しますた。
 
というかもう無理ゲー
で、
全部では無いので、
あと1週間生き延びたら。
鉢上げします。
 
まあしかし
全体として、
12/17に播種して30日間
で200Hがこの風景は
ダメぽですな。
 


 
 
最冷があと1回あるが、
2月は雨が降り出すので。
もう撒き直しの方が
速いです。
 
2/初頭に風が吹きます。
消防キャンペーンですね。
空気が乾燥しており〜〜。
というやつ。
 
あれは風の案内で、
風が雨雲を連れてきます。
で春化する。

これはもう無理ですね。
昨年は1/25のマイナス7を
乗り切る事ができたが、
その後植えてもいくら2月が降るとは
いえ、全くの無理。
まあ、抽苔が関係ないので、
マルチは張ろうと思います。

もう冬季マネタイズは、
菊芋に集中ですね。
あと追加として、
銀杏芋をやってみようと思います。
芋類は圃場占有期間が非常に長い
ので、そこでルッコラなのでした
が、できないものは仕方がない。
ルッコラは秋撒き以外はNG確定
ですな。
ルッコラはいい調整品目でした。
目論見として芋を連続出荷するには
正直畑増やさないと無理です。
ルッコラならそんなことはやらなくていい。

芋類は、
1条または1畝ずつ掘りぬいてえんどう豆に
逐次変えていくスタイルにするのが
いいでしょう。

そろそろスナックエンドウの
準備もしなきゃですね。

動画編集し過ぎで
かなり寝不足です。
非常に危険・・・。



日光

2024-01-02 10:55:00 | ルッコラの話

徒長気味になりますた

まあ、熱くする為の装置に、
雨(曇り)が混ざると。
最低気温が14くらいなので、
徒長しがちです。
 
徒長とは、たぶんだけど、
フルネームは軟弱徒長ですね。
まあ、学術的には分からんけど。
硬くなる事で繊維組織が、
機能の完成、熟成、老化。と捉えるならば、
樹化の事でしょうな。
それがうまくいってない。
 
徒長には何種類かあります。
①競合徒長
あんまりないけど、自分の品目ではよく
あります。
移植ならではですね。
移植以外だと菊芋だな。
競り合う事で、茎が伸長し過ぎて、
環境変化(移植直後)に耐えきれない。
マルチ火傷から回復しないとか。
氷結火傷から回復しない。とか。
これは移植タイミングの遅れ。ですね。
 
②日光不足
今回はコレ。
日光は絶対要素ですが、
(絶対に必要な要素という意味では無くて人為的な操作が絶対不可能。という意味)
苗だと人工光で弄れる。
 
まあでも、人工光による。などそこのチューニングはどうでも良くて
(基礎の組み換えで何とかなる)
 
基礎とは、
まず人為的に操れる数値から。
考えますと、
 
N量×( B量×水分)=日光要求値
 
こんな感じw
 
 Bが微生物、微生物に水を加えて繁殖機を
生み出し、Nが窒素。
窒素が微生物の餌。
この公式が土中の代謝を値化した
イメージで、
それで植物が育つ日光の要求値がキマる。
 
日光は正しくは光線。
と言った方がいいだろう。
 
 
 
なので、
光の過不足は光線不足の現象が出ないと、
わからない。
光線充足だと、生育に必要な要素を微生物と
共有、相交換がうまくいく。
 
だから、
光線充足が正解では無く、
不足がわかって対策できればいい。
だけの話です。
 
ほんで、
さらに基本的な事実は日光不足による軟弱徒長は、
苗の時にしかならないです。
成木(せいぼく/収穫期に入った状態)で
日光不足はあまり無い。

※逆に在るのがイチゴの電照ですね↓
イチゴ農家が語る! 電照栽培のメリットとは?

イチゴ農家が語る! 電照栽培のメリットとは?

農家は日々、高品質な農産物を安定生産するために、さまざまな栽培方法を実践しています。イチゴを栽培するビニールハウスの多くは、冬になると夕方頃から明かりがともり始...

マイナビ農業-就農、農業ニュースなどが集まる農業情報総合サイト

 

何故、苗の時にしか軟弱徒長が
出ないのか?
は、成木だと日光不足は感知していても、
マネタイズに影響が無いだけ。です。
前述したように、
樹化してりゃ被害が無い。

※品目によっては無い訳でもなく
成木×日光不足=だいたいカルシウム欠乏です。
秋撒き⇒越冬中におこる現象。
正確には寒いとカルシウムのパフォーマンスが落ち、
拮抗関係にあるマグネシウムが幅を利かしてしまう。
コレを日光が足りない。
と結びつける場合があります。
自分ではなった事が無いので何がどうこうというのは
知らん。
対策は温くする、キレートカルシウムを散布する。
逆に残存して転流に繋がらないカルを代謝させるため
硫黄という選択肢もあります。


と、現場感覚でもここまでは
分かりますわな。
(品目が専業なら徒長対策にこれ以上知っても
あまり意味が無い)

もうひとつの理由が真因です。
暗反応/明反応 のレシオ(比率)
が真因。
 
人間で言うと、
アスリートに必要なトレーニングは何?
と聞くとたまに 【睡眠】と答える。
アレ。
 
成木は、
役目を果たしているから(植物の役目は繁殖。読んで字の如くplant。
花を咲かせる、または咲かせてるスタンバイがおわた。という状態)
良く寝ます。寝る=暗反応。
暗反応があって→転流に移ります。
暗反応=転流。では無いです。
転流は花を咲かせる行為です。
(もっと正確に言うと花と根の温度帯が高い方から
優先的に成長するから花とは限らん)

幼木は、
役目を果たす為に四六時中も、おのれの身体を太らす(枝含む)事を考えています。
コレが、明反応です。
うーん。言い切れないな。
明反応=光合成。が割と近いですね。
まあしかし、
ここは分類棲み分けできねえ。
正解な言い方は栄養成長だから。
対義語は生殖成長ですな。
 
光合成は、栄養成長、生殖成長いずれも
含みますが、生殖成長は基本、死に向かう
成長です。
だから、マネタイズで困るので切り戻しや脇芽を取り、
まだ葬式早ぇしふざけんなクソだりぃ。
(前述のイチゴ電照は生殖成長にブレーキを掛ける農法)
と錯覚させています。
まあでも錯覚は錯覚に過ぎず
積算日数できっちり覚えてやがるのが、
まさにルッコラですねえ。
(空芯菜はまんまと錯覚に乗ります)
 
明反応とは、明確なワードとしての明反応と
覚えるよりは、まず、
暗反応が成長の段階上で必ず、絶対的に存在し、
(役割や使命を果たすために必要な行為)
それ以外が、
明反応。という感じですね。

ちなみに成木の暗反応は
14時20分以降です。

まじかよwwwと言われそうですがマジです。
観測したことがあります。
何故そのような観測をしたのか?
というと、それは日本で一番おいしいトマトを
作ろうとしたからですね。
で結局それは止めたんですが、
マネタイズと矛盾するのです。
おいしいトマトは、カラスが食って遠くに運んで
植物としての使命を果たすトマトと
同じです。

だから果実の品質や生産性を上げる事は生殖成長
全振り。みたいなものなんですね。
これがオランダなら合ってるかも知らん。
そういう意味です。

■明反応に対する日光不足が
軟弱徒長

■明反応を生み出す基礎値は窒素と

微生物と水

■種や苗は明反応しかしない

■成長したら寝太郎になるから徒長が
無い

こんな感じでしょうかね。

睡眠不足だからといっても、寝たがらない。
だったら起きてる分だけ日を浴びな。
という話です。
何故なら子供だから。
実際、育苗を長時間LED照射で、寝ない分、
光を与えてる栽培方法もたくさんありやす。

■それ以外の日光不足

こっちの方が考え方は簡単ですが、
マグネシウム過剰ですw

マグ過多は市販の苦土石灰をきかそうとすると
だいたいマグが多くなる。
マグ過多は日光を与えると、どんどんクロレラを
生成するので、
マグ過多=日光不足と判断しやすいですね。
※苦土石灰はカルシウム+マグネシウムを学術的な拮抗
バランスで調整した肥料の事ですが(それを等量比と呼ぶ)
寒い時期やカルシウムのパフォーマンスが下がるので、
マグネシウムが勝ってしまう。

これマグネシウム過多というよりは、
マグネシウムとカルシウムが拮抗するので、
カルシウムの欠乏なんですね。

正確には
温度を保っていてもカルシウム欠乏症
になるならカルシウムを
温度が下がっていてカルシウム欠乏症
はアルカリ過ぎるので温度を高める

カルシウム軸ならこうなります。

とはいえ、

別にどっちでも・・・。
っていう話です。

苗みたいに小さい内は何やっても功を奏すので。

逆に成木だと言う事が効けなくなってます。
もう手遅れです。

反省

2023-12-28 10:33:00 | ルッコラの話
ルッコラは直撒が大大大大失敗。

という事で移植に作戦変更

畑や市販培土より、畑の土+苦土石灰混ぜ。
の方が最初の展開の緑が強くて草

誤差ですが、
覆土無しの方が良さそう。こっちは覆土
あり。



ルッコラが好光性であるとか、たぶん関係なく、発根して掴んだ先だと思います。
覆土だと全方位掴める。覆土は埋めても
います。

無覆土は埋めてもいません。
二枚重ねて凹ませただけ。
なので、覆土と比較して根が進んでいく必要があるので、原因はそれだと思う。
尚且つ、散水削れが少ないので、無覆土の方
がいいかな。


安い=最適解である。とは限らぬが

2023-12-17 15:16:00 | ルッコラの話

限る例ですね。


播種の場合、種蒔き培土。
というアイテムを買います。1400円くらい
かな。
クオリティとしてだいたい2種に別れ、
高い方は2000円くらい。
 
これが
 
@40リットルで、
128、200それぞれ13枚くらい使えます。
1枚当たりの金額は↓
108円ですが、
128だと→0.8円
200だと→0.5円
となります。
 
 
ルッコラの場合1畝に200株植える。
とした場合、10aあたり14畝出来るので、
植える本数は100株×14=2800本。
となります。
となると10aあたり種蒔き培土の費用は、
2800×0.5円=1400円。
 
なので誤差も誤差。
 
しかし、
オクラだと(わたしは)50h育成します。
だいたい、ざっくりと4倍になります。
6000円ですね。
 
こんな感じでだいたい同じ面積を、3回運用すると、結果種蒔き培土も数万円に
なります。
 
とはいえ、売上高も比例しますから、コストの中での比率は大した話では無い。
事は事実です。
 
が、
 
これを鉢。にしたらどうでしょう。
50hで6000円ならばその倍になり12000円です。
 
 
何がいいたいのかというと、
これを畑の土にしています。
もちろん無料。


 
種蒔き培土のコスパと
何故そこを削るのか?削れるのか?
が今回のテーマです。

 
 
おそらく、
効率だけを考えた場合。
なるべくセル→鉢と育成期間を長くする。
という事は現実的にはだいたい種から、
45日間です。
が、
100日で売上が始まる野菜なら、
直撒きに対し45%節約になります。
365日では、3.65回の作付けが、鉢迄育成
すると、6.36回の作付けになるのです。
(何を植えるかはまた別の話)
要するに、
2haと同じ売上を1haで獲れる。
という面の話ですね。
 
次は縦軸の話。
段階密度。ですが、結論から、
200でタネを撒き→
鉢or50に移す。
 
のと
いきなり鉢。
 
いきなり畑。
 
もちろんいきなり畑が一番コスパいい。
単純に移植の手間がないから。
 
しかし
水やりや防除が面積あたりになります。
機械費用も掛かるし。歩数も時間も増す。
そして精度も下がる。
灌水チューブ、ポンプ、ストレーナ。
もしくはハイクリアランスブームスプレーヤー。を買いましょう。
 
これが要らんw
※実体験としてメインポンプ、子ポンプ、バルブ、配管
チューブ、それとトラクターに乗りながら散水できる
システムを組んでますが、非常に残念ながら。
全く使わなくなってしまってます。配管類は相当片づけました。
ポンプは8つありますが、恥ずかしい事に。
使っているの1機だけです。

ちゃんと積算はしていませんが、
10a分の200h播種セルの面積は、2800本なので
200hで除すると、14枚になります。
メートルにすると面積は、
幅0.3M ×(長さ0.6M×14枚) =2.52㎡
になりました。と。

機械があろうがなかろうが集中的に精密に、
簡易的に管理できます。1000㎡分の苗を。

ではこれを50Hにすると4倍なので
10.1㎡となり、
鉢にするとだいたい20㎡となります。

※まあこういう計算は育苗ハウスの設計や運用でよく考えますね。

なので、移植の手間やコストが引っ掛かるからそこのバランスなのだが、
今は移植機などそこまで疲れないので、
移植に全振りすべきですね。
ただ、
直撒とまったく変わらないタイミングも
あることは事実なので。
それはそれ。という事です。

移植の手間が省けて他の仕事ができる
ならなおよしです。

という事で移植回数により単一畑の回転数が
種まき培土のコスト管理に響いてくるのですが、

一般的に種まき培土を選ぶ理由のほとんどが
ブッ飛んでて草なのです。(核心)

■消毒済みだから
→まったく関係ないです。
人間の生傷を土で希釈した泥水に漬ける。
訳ではないので。
ほっときゃそこら辺の。俗にいう一般的な
地球に生える物体を植えているんで。
消毒の有無なんて全く関係ない。

■雑草が生えない

→この理由が一番でしょうな。
ただ菊芋を堀った後の土を使えばいいです。



菊芋が雑草の栄養を奪いつくし、雑草種すら絶滅させています。
まともに考えたら恐ろしいのですが。
こちらからするとラッキィで草
普通はピニール袋×太陽熱で雑草種を死滅させる事で培土化させています。

■栄養素が設計できない
これは草ですね。
培土の栄養素とか気にする人おるんかな?
わたしの土はドコ掘ってきても1回は根粒菌経験済みになってます,
まあ、よく乾かん。


■透水/保水性能
根域に酸素がいきわたるかどうかですね。
このバランスが人為的に設計された培土が高い
のです。
これが良いと散水回数が減ります。
だいたい6回が4回とか。
その面ではコスパ分得になりますね。
ただ・・・。

酸素がいきわたるいきわたらないはそもそも
関係無いです。
散水回数は底面吸水で帳消しになります。
それ一回で翌日0とか可能なので。
しかも底面給水に栄養補給が神コスパですね。
微生物の繁殖速度もレべチ。

酸素供給というかエアを含む分、表土の削れは
少ないですね。
でもそれだけではコスパは変わりません。
畑の土だから先住微生物量が多いのです。
それが結果的に移植時に逆に。
有利になってしまう。
よって培土に透水/保水を金で買うのは
理由としては草なのです。

畑の土に苦土石灰を直でダイブ。
これでいいです。
効果がやばい。
パウダーは混ぜるのがダリィ。


という感じで販売する培土の栽培上のメリットはない。というのが
今年の感想です。

移植に弱い。鉢上げに弱い。
と言われるオクラで気づきました。
オクラ=直撒 という常識のもとでいけば
根キリ虫にやられ、アブラ虫にやられ。
なので、防除体系をトレーニングしていく方向でスキルをこすっていくのが今までの正道。なのでしょうが、

もうどんな品目でも自然現象に金をぶつけるのは信用でけん。
あたかもそれが効果があるような事をいっている。
けど、
事象の診断としてはその年のその一回の
事象でしか判断してない。

そんな診断の仕方は技術的にnothing。
全く信頼できない。

単純に時期をずらすことで回避できる。
問題は早生ではなくなるので価値が変動する事。
と、
早生を含まないから品目単位での売上原資が
下がる事よね。

それは確かにあって、
早生から出荷するとちょうど30%くらい売上が高まり、単価も安定します。
単価は上がらないが下がりが無いですね。

ただ経費を20%ほど下げています。
(移植型と晩成向き)
それがマルチを張らない、もしくは防草シートに孔あけたやつで回数耐久性にしている点。
(早生はマルチがあると虫に食われやすいが張らないと寒いので仕方がない)

要するに絶対。
という事ほど疑った方が良くて、
反対の方法を試してみて、なぜそうなのか?
というロジックは作った方がいいでしょう。


移植が困難なオクラで、移植にする事で、
当社比ですがだいたい160%くらい生産性があがりました。
理由は別にもあって種の選抜ですね。
これが一番大きい。

で移植にする事の意味においては、
単純に畑の土の方が微生物が多い。
よって保水が強い。
潅水回数も減る。

そういう事で基本的には生育に種まき培土は
劣る。と考えています。

デメリットはスコップで掘るのと、粗大有機物をふるいでとらなければならない。
この人件費が無駄ですね。