マッシンのblog

農業/まっちゃん農園運営しています。

露地インゲンの片付け

2023-11-28 11:23:00 | インゲンの話
まあ全然後回しでも良かったのですが。
次の作付は
来年の7月くらい。で、
使用できない期間があります。
3.4.5ですね。
6月は梅雨でダメ。
7月に一回干からびるので、だいたい
中旬。梅雨明けというやつです。
が、また降り続けます。
要は逆にこれを利用するのですが。

春に使えない理由は田水移動なので、
まあ、もしかすると5月は使えるかも。
水に強い作物がありますので。

片付けは
紐を引き抜きまくる。




以上終わり。

後回しで良い。にせよ、
露地なので雑草が生えてくると
片付けがだるい。
のでやっておきましょう。と。

1時間で4列抜けます。
10aが14〜17本なので半日ちょいで
終わりますね。

網もこれくらいですが、
産廃に持ち込む、持ち込む前に枯らす。
など手間が掛かります。
置き場所も必要。
とはいえ、誘引の手間がレベチなので
効果はまだ網の方が上。

ただ紐だと
スナップエンドウにも使いまわせる寸法に
合してあるので結局ラクなんですよね。
それにこれだけ速いともっぱつ植えるか。
という気分になりやすい。




敗戦記念日

2023-11-20 12:14:00 | インゲンの話
冬インゲンは

11月20日迄とします。
12/16第一次目標、
12/01第二次目標、
と、昨年の栽培試験がフィードバックされな
いまま、11/20に撤退を発令する。

残念!

整理すると
◼️11/10迄は冷えるが肥大/伸長あり
◼️11/13から冬化寒波が来る。ベイビーラニーニャとも言うべきか?コレでもうダメですね。
◼️11/20から次は復活してしまう。ただこれは、2寒5温→3寒4温→4寒3温に変わっている状況で、温日の気温が高いだけだったり、寒日の温度がブレていたりする。
要は植物や水というのはある意味、グラデーションが通用しない、絶対的な氷結点や、生命活動に支障を来たす障害点。があるんですね。まあまあガバガバです。
それはまさに脳や意思。を持たない植物ならではでしょう。あまりにも機械的に見える。
.
.
.
確実に昨年よりは寒いですね。
来年からは11/20を最終とした栽培に
やり直します。

台風中の播種ですが、育苗中は大丈夫。
移植が。。。
8/20となる。
8/1 ➕70日=10/10が出荷開始日ですかね。
オクラとクロスフェードします。
まあ問題ないでしょう。

ところで。
オクラは2列残して様子見てます。



何故枯れないのか。
緩やかだからでしょう。
要はそれこそ10/10辺りに急鈍化して、
11月に凸したらほぼ停止。
で、ギリギリ凍りはしないまま、
冷蔵された。
そんな感じ。
だから急だったらインゲンと同じ耕姿。
だったと思う。

若い部分は

うむ。


しかしながら。
何故にナスは枯れんのだろうか。
やはり細胞の質が異なるのだろうね。

最強の除草剤は

2023-11-15 16:22:00 | インゲンの話
寒さですね。

インゲンが枯れた。



しくったかも知れん。



とはいえ
まだ冷害は10%以下ですね。

あと5日間は収穫できるかも。
予定の12/16は絶望視してます。
ただワンチャン明日が
雨なので。

要するに、
比熱の問題です。
水分が0%の物体が
1℃上昇し冷める時間が1h
と仮定すると、
100%だと2hになります。

中間湿度だとそれぞれの中間です。
雨が降ると、
最高気温は下がるが、
最低気温は下がらない。
(正確には下がる速度が遅い)
という意味です。

これがタイミングにより決定します。
晴晴晴晴 雨 晴晴晴
だと、好条件となり、
晴晴晴晴 雨 雨雨雨晴
は確実に冷え込みます。

後者は日本海側の雪ですかね。
前者は太平洋側の特徴では
ないでしょうか😀





ヒヤヒヤ

2023-11-13 09:15:00 | インゲンの話
今年初10℃以下になり
しかし来週1℃は無理ゲーですね。
樹が凍る。

またタイミング間違えていたのか。
鬱気味になりました。
で、
急いで昨年のデータをみたら、
やっぱり、11月中旬は冷えるは冷えるが、
霜るならラニーニャで、ラニーは定在しないので、
なんと12月に気温が戻ってしまう。
(正確には雨で放射冷却が弱り冬化が鈍化
する。寒いは寒い)
しかも花は咲かしているし、樹体に何も
影響は無い。
致命はやはり冬至であり、冬至前の12/10から霜が定在しだす。と。

う〜ん

で実際はなんとも無かった。






データ通りです。

なのでwikiインゲンは、
10℃以下が耐寒限度。なのは
事実ですが、表現を端折りすぎ。
最低温度が5℃の、
霜が定在する季節の一歩前。でも
莢をならしていれば出荷は可能。
霜が定在しても、
樹体が氷結しなければすぐには枯れない。
要するに、
霜は2.3回は耐えられる。
という事になります。
間に雨が入ったりすると放射冷却が弱る
ので、回数ですね。

一応、耐寒鬱になりたく無いので、
12/16あたりを最終目標には
していますが来年から12月迄。
の播種に切り替えて8月撒きにしようと
思います。




昨日、出荷しましたが、
120円でした。高くて84円と思っていた
ので、何か怪しいと直感はしていたんです
よね。
インゲンは11月中頃に出す人はいない
(要するに栽培できない)
から高いのでは?
という悪い直感です。

ただ、寒ければ寒いほど、
菊芋が近づきます。
12月の雨(本州Snow)だと
掘れないので寒いのもアリだと思う。

ただ、菊芋は販売方法考えていないので、
自然薯にしたいです。
来年というか春からですね。
菊芋売ってからの話ですけど。


インゲン栽培のマネタイズ-終 【生産方法・収穫まで】 

2023-11-12 08:36:00 | インゲンの話

【相場観】・・・仕事のサイズ的な解説

インゲン栽培のマネタイズ① 【相場感】  - マッシンのblog

【販売方法】・・・出荷先

インゲン栽培のマネタイズ② 【販売方法】  - マッシンのblog

【生産方法】

インゲン栽培のマネタイズ③ 【生産方法・定植まで】  - マッシンのblog


という事で今回で終わりにしようと思います。
③では種、移植についてですが、
これでほぽ終で草↓

匍匐誘引 - マッシンのblog


植えたものをどう伸ばすかに対して記載しています。
インゲンは栽培のコツは無いです。
脇芽の取り方とか無いわけでは無い。
のですが
植えてみた方がい。

でもっと深堀してみましょう。

①不耕起栽培の可能性
根域や水耕栽培の要素ですが、
これ多分関係無いです。
不耕起というのは主に選択性などの除草剤体系の
事を指しています。
いずれにしろ不耕起 ✕不耕起とはなりづらい。
(正確には各々でのテストが必要)
ので 耕起 ✕不耕起となります。
例えば・・・。
秋豆だと、
とうもろこし +インゲン が組めます。
とうもろこしを植えるときだけトラクターを使う。
が、
伐採した後、残渣を取り出してそのまま種を撒く。
(土が硬くて移植機が刺さらない)

という感じですかね。
まあしかし鳥がいたずらして生えないでしょうな。
まあ生えてきたとして、
インゲン以外の草を枯らす選択性除草剤を
使い続ける。それに等しくトラクターの使用率も
ゼロ、もしくは半分にする。
こういうやり方でしょうかね。


②表裏設計
で窒素固定なのでトウモロコシの窒素肥料が少なくて
済みますし、そういう場合はトウモロコシが儲かる
ように設計します。と、
面積の比率がズレます。
とうもろこしで100万円得ようとしたとき20aの
農地を一人で運用できる。
と仮定すると、
この時のパラメータは
売上 100万円
種類 トウモロコシ
規模 20a
人数 ひとり
となります。

ここにインゲンがはまるか?
という点です。
面積を固定させた場合
インゲンが仮に、
3名必要だと仮定した場合、
次はトウモロコシの方をいじります。
すると3名で運用できる面積に変えなければ
なりません。
すると60aとなり、
今度はインゲンに60a分の人数が必要となって
しまい結論が出てきませんね。


これを帳消しにするのが、
手段の変更
(土地利用目的の変更)
 と
バッファの追加
(人員の活用の幅)

となります。
手段の変更ですが、
とうもろこしの裏に豆科を植える事で
窒素肥料が少なくなりお互いの連作障害が
回避される。
としましょう。

だとするとトウモロコシ ✕いんげん
じゃなくても良いのです。
イネ科の何かの植物 
 ✕マメ科の何かの植物
でおK
という事になりますね。
まあ、マメ科の植物は結構売られてます。
緑肥と呼ばれる手段です。
これで面積の問題は帳消しとなります。

バッファの追加
ですが、バッファ⇒受け皿/余裕という意味です。
※インゲンで雇用した人員が、
トウモロコシで余ってしまうので、トウモロコシの
時期に一つ品目を追加する。
その逆もしかりですね。

で最後に、
緑肥(手段の変更)と、
バッファ(品目追加)の掛け合わせを
して最適な面積効率を生み出す。

と。

いうような事は多分昭和の時代から
確立されていて農大とかじゃ学ぶ内容。
だと思いますね。
もう令和では、
そんなのじゃなくてスマホとネット用語、
またはYouTubeでいいと思います。
中田あっちゃんのYouTube大学が、
YouTubeランキング33位なのはそのせいなの
でしょう。

33位に驚くなかれ、
毎日更新されるニュース番組のアベプラで
3百何位です
100位以内は実質YouTubeハックしているような
チャンネルばかりです。 



■ですのでまとめると、
私の場合は、
春のスナップエンドウが6月までなので8月まで生産
できるインゲンを組んでいる。
スナップの裏はオクラとなり、インゲンの裏はルッコラ
になりますが、その次は春からオクラになります。
なので、
①インゲンTEAMは
晩生インゲン⇒ルッコラ⇒早生オクラ 
以下ループです。
②スナップTEAMは
晩生スナップ⇒晩生オクラ 
以下ループです。
ルッコラTEAMは
早生インゲン⇒ルッコラ
以下ループ

このループパターンを組み合わせると、
毎日収穫が発生します。
(冬至から2月中旬までは菊芋となる)

ここに月をハメるとわかりやすいのですが。