おはようございます!!
おとといの夜、道東の網走から戻ってきました。
流氷を見るのも、今回が見納めだと思い・・・
JRの「流氷特急オホーツクの風」に乗り、
5時間以上もかけてはるばる網走まで
喜び勇んでいった流氷観光・・・
なんとあろうことか
流氷砕氷船「おーろら号」の乗り場へ行くと
電光掲示板には「流氷なし」の表示が・・・
せっかく行ったのに、自然はなんとも非情です。
なんとも悔やんでも悔やみきれないのが、
今回の1泊2日の旅行を申し込んだ際、
おーろら号の乗船を、1日目にするか2日目にするかで
明暗が大きく分かれてしまったことなんです。
1日目は、天都山という山の頂にある「オホーツク流氷館」を見て
2日目に乗船したのが運の尽きだったんですね。
1日目に行ったオホーツク流氷館からは、
海岸近くまで流氷が近づいているのが見えていたのに
翌朝には、はるか沖の方へ流されてしまうんだから・・・
1日目と2日目の日程を逆にしておけば、
流氷を間近に見れたんですが、
これも、その時になってみなけりゃ
わからないことですからね。
流氷見学は、私が札幌に来てからは今回が3度目ですが
流氷らしい流氷が見れたのは、一昨年1月の1度だけです。
いかに、自然相手の観光が難しいかっていうことですね。
ただ、完全に諦めていた流氷でしたが
せめてもの慰めは、
おーろら号に乗って、かなり沖まで出て行ったときに
迷子になってさまよっていた流氷群?に出会い
ちょっとだけ、流氷クルーズの気分を味わえたことです。
これで、今回の旅行も、少しは救われたかなぁって思ってます。
まぁ、今回流氷が見れなかったのも
これが見納めなんていわずに
またいつでも見に来いっていう
流氷からの温かいメッセージなのかもしれませんね。
遅くなりましたが、
今回の旅行を、簡単に振り返ってみたいと思います。
↑ 札幌駅午前7時55分発の
流氷特急オホーツクの風でいよいよ出発です。
網走へは、この列車に乗ること延々5時間26分・・・
一人でこの時間は、けっこう辛いです。
↑ 網走に着き、まず向ったのがオホーツク流氷館です。
↑ オホーツク流氷館から見渡したオホーツク海ですは、
沿岸近くまで来ている流氷が、しっかり確認できます。
↑ 流氷館の次に訪れたのは、
オホーツク海に一番近い駅「北浜駅」です。
残念ながら、ここにも流氷はありませんでした。
駅舎の中にあるカフェ「停車場」で食べた
ホタテカレー(900円)が、とても美味しかったです。
その日は、網走ロイヤルホテルに1泊・・・
↑ 翌朝は、寒かったけど天気も良かったので
歩いて流氷観光船乗り場へ向うことに・・・
流氷観光船乗り場には、25分ほどで到着。
天気は晴れで、絶好の観光日和でしたが
気がかりなのは流氷の行方・・・
今回は、その不安がズバリ的中しちゃったんですね。
↑ 流氷が来ていないときは、単なる遊覧航行に
早や変わりするのです。
料金は、流氷クルーズより安く設定されていて、
私の場合、事前にチケット(乗船券)を購入済だったので
780円ほど返金されました。
午前9時30分、おーろら号がいよいよ出航・・・
オホーツクの海を、真っ白な流氷が
覆いつくしているはずなのに・・・
自分の想いとは裏腹に、
目の前には、青々と輝く大海原が・・・
↑ でもでも、おーろら号が沖へ沖へと進むにしたがい
あちこちに白いものが見えるようになってきたのです。
そうです、流氷です。
海を覆いつくすというには程遠い状況でしたが、
諦めていた流氷をちょっとだけでも
見れてとてもラッキーでした。
↑ 帰りは、網走駅13時31分発の特急オホーツク6号に乗り
また5時間以上もかけて、札幌駅に戻ってきたのでした。
(往復で)約11時間も列車に揺られて行ったのに、
思い描いていた流氷が見れず、
残念な旅行に終わってしまいましたが、
これもいい思い出です。