3407）鹿島詣で2020（奥参道）

　昨朝の一般紙トップは「Go To トラベル」に参加登録した宿泊事業者が全体の半数程度だと報じていました。背景には仕組みが複雑ということがあるようですが、新コロの感染収束が見えない中で旅行を自粛する方が多いのでしょう。岩手県独自の「岩手に泊まるなら地元割クーポン」も予想を下回る応募状況のようですし、実施１ヶ月の効果はどの程度なのでしょうね？



　鹿島詣での続きです。拝殿に手を合わせた後、奧参道へ足を入れました。これだけ人の居ない奥参道も初めての経験です。彼方まで人の姿が見えません。



　暑いながらも朝、あまり人のいない奥参道を歩いているとちょっと得をした気持ちになります。５分ほど歩くと「奥宮」に到着。静かに手を合わせます。



　このところの参拝では奥宮からUターンしていましたが、今回は時間に余裕があったので久々に要石まで足を延ばしてみました。８年ぶりかもしれません。そんなに訪れていなかったのですかね？

　要石は地震抑えの伝説があり、８年前は震災後最初の参拝だったので訪れて再び大地震が起きないようにお祈りしたのでしょう。今回はこの４年間大きな地震に遭わなかったことへのお礼と、この先の地震抑えを祈願しました。



　この要石は奥宮から数分歩いた先にありますが、このような場所まで奉仕員らしき方が掃き清めていました。来た道を戻る途中、敷地内を走る道を登校する中学生の自転車が元気よく走り抜けていきました。

　素顔の鹿島神宮を垣間見た気がしての幕でございます。

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