3077)19年後の「ひとりきりの September Days」（寒風山）

　台風15号の来襲から20日、昨晩の県内ニュースによると県知事が議会で「被災地支援に向けて最大限の努力をしたい」と議会で発言していました。「努力をする」のではなく「努力したい」のですね。ちなみに辞書によると「する＝ある状態や結果が現われるように体を動かしたり心を働かせること」とあり、「（し）たい＝その事柄の実現を強く望む動作・主体の気持ちを表す」とありました。私自身も何かにつけて「～する」という断定より「～したい」という一歩引いた表現をすることが多いなぁと思いました。



　前回の続きです。潟上市の「道の駅しょうわ」から男鹿市へ入り、半島中央を走る県道55号線を上り向かったのは「寒風山（かんぷうさん）」です。

　19年前の記憶の中では山頂の駐車場に売店が並んでおり、眼下に眺めた秋田平野と日本海に「ほぉ」と感心しました。売店のおばちゃんに「晴れていれば鳥海山まで見えるんだよ」と言われたのを覚えています。19年後に来てみれば駐車場は山頂より一段低い場所にありました。天気がよろしくないのは19年前もこの日も一緒でした。


（19年前の寒風山からの眺め　－秋田県男鹿市 2000/09/24－）

　そしてこの日も氷雨。19年前と同じような眺めでした。日曜昼間なので、19年前（平日朝）よりは観光客は居ましたが、この前段で賑やかな道の駅を見て来たので、観光地としてはマイナーなのかなと思いました。個人的には道の駅よりこちらの方が好きですがね。


（19年後の寒風山からの眺め　－同上　2019/09/22－）

　ミレニアムの寒風山では、先述のおばちゃんに「今度は女の子と来なよ」とも言われました。「おばちゃん」と申しましたが、もしかしたら今の私より若かったかもしれませんね。



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