3117)黄昏歩き 上野～船橋（7-4景目 妙見神社・八幡宮・小栗原稲荷）

　成田空港の基本計画が53年ぶりに見直され、敷地が現在の倍以上になる計画が発表されました。成田空港といえば建設決定の1966（昭和41）年から様々な歴史を刻んで今日に至っていますが、基本計画は半世紀以上も変わっていなかったことに驚きました。我が奉公先は毎年事業の計画を見直しますが、国家的事業だと簡単にはいかないのでしょうかね？



　黄昏歩きの続き、下総中山駅前交差点から西船橋駅前を目指します。下総中山駅前交差点から約10分、左手に１本の参道が現われました。その参道はその先でイチョウを挟んで２本に分かれ、それぞれの先に拝殿が建っていました。今見るとバランスが取れていますが、その昔はどうだったのでしょう？参道とイチョウとどちらが先だったのでしょうね？


（Ｙ字状の参道　－船橋市東中山 2019/08/31－）

　左側は妙見神社、北斗七星信仰に因む神社でしたね。そのことを学んだのは12年前の山口県旅行の時だったでしょうか（コチラ）。一方右手は八幡宮。こちらは当店ではしばしば御覧いただいている数多の八幡宮のひとつなのでしょう。


（妙見神社と八幡宮　－同上－）

　神社が続きますが、妙見神社・八幡宮に手を合わせて千葉街道へ戻るとほどなく、小栗原稲荷神社が見えました。道が二股に分かれる間に建っていますが、これまでの神社と異なり、小高い上に建っていました。


（周囲より境内だけ一段高い小栗原稲荷神社　－船橋市本中山 2019/08/31－）

上野からの道中でお稲荷さんが出てくるのは、市川市での「稲荷神社」以来ですが、こちらの駒狐は金網に囲まれていませんでした。

　拝殿に手を合わせた後、拝殿裏手に回り「狐塚」に手を合わせました。「健康の神、長寿の神、ぼけ封じの神」だそうです。あっという間にその時が来ますからね。


（拝殿と狐塚　－同上－）



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