新聞で紹介されていた本が来ました。注文した次の日に来ました。
まずは,サピエンス全史を。A4サイズの本なので膝の上に乗せて読んでたら(漫画なので,見ていたのかな)重くなったので,70ページほど読んで一休み。
本を替えました。
「戦争は女の顔をしていない 2」
これは,1を以前読んで,はやく次が出ないかなぁと思っていた本ですが。見つけて注文。
サピエンス全史を,読んでいて,ホモサピエンスが世界中に生息地を広げていく過程で,ネアンデルタール人や,デニソワ人,などを駆逐していく。そして,現代のホモサピエンスには,ネアンデルタールやデニソワとの混血のDNAが。
本の記述では,ある程度平和りに混血が行われたように書かれてますが。その実は,もっと暴力的かもしれません。現代でも,セルビアヘルツゴビアで,民族浄化という名のもとに行われた集団暴行。
そこまで読んで,ちょっと心にも重くなって横に置いたのですが。次に読んだのがもっときつかった。侵略された方から戦争を描いたものにあまり接することがなかったのですが。した方は,死体を残して撤退すれば良い。でも,された方は,死体を片付けなければ,生活できない。それが,味方であろうと敵であろうとも。
読後感。戦争は,これほどまでに人の心を痛めつけるのか。生き残った者の心の中に立て前と本音の間を揺れ動く心の苦しさ。最前線は,血と死臭に満ちた世界。
カインの末裔である性か。これがサピエンスに科された原罪であろうか。
読んでいただきありがとうございます。ちょっと暗い内容ですから。
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