「裸足で逃げる」沖縄の夜の街の少女たち 上間陽子 太田出版
お酒も飲めないし,お金もないので,夜の街とは無縁の生活でした。でも,まだ少ししか読んでませんが,こんな世界が普通なんだなぁって思ってしまう。生きることの難しさ。お金がないことが全てではないにしても,負の要因としてはかなりの部分を占めるのでは。
何の誇張もなく,日々の生活を報告している内容です。
大人と,同世代の男たちの(男の全てはないですが)理不尽な行為,それに耐えていかないといけない少女たち。性を媒介として,虚構としての居場所を求める。
私の住む市でも,数は少ないかもしれないけどいるだろうなぁ,居場所が見つからない(見つけられない)人たち。虚構と知りながら,一抹の真実を信じて佇む少女たち。
酒と,性と,お金だけで繋がってる,見かけの絆。それと暴力で。何故だろう。以前おヤクザさんと,知り合ったことが。彼は,銃刀法違反で堀の中へ。彼は奥さんがいるのに,他のおなごはんに子どもを生ませてる。とっても美人で,清楚な感じのおなごはん。その頃からかなぁ。男と女の関係は摩訶不思議なことが多すぎるって感じたのは。
人が生きていくときには,性が複雑に絡み合っていくんだろうなぁ。でも,この父系社会では,男よりもおなごはんの方が圧倒的に不利な状況に置かれているんだろうなぁ。
このような精神の貧困,生活の貧困から,抜け出すには,一番必要なのは,教育だろうなぁ。学びたいものには,高等教育まで無償とする。教育の質も高めないと。勉強じゃぁないんだよ,学問だよって,みんなが自覚しないと。
しかし,難しいよなぁ。特に性が絡むと。私が,ここで話してる分には,変な目では見られないけど。これを街中で,おなごはんに声をかけてこんな話したら,変態か痴漢と思われる要素を含んでるしなぁ。
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