本が届いてから,一週間ぐらいたって、感想が書けるようになりました。ウクライナのゼレンスキー大統領の演説を聞いて感動したって国会議員がいましたが。戦争で儲けたり名誉なんてのを受け取るのは,権力を持つ者。戦線で,兵器を持って人殺しをする兵士なんて,死んだり負傷するだけの消耗品に過ぎないのでは。
この本の中で,言われててる言葉
「人間の身体が燃えているとき ことにそれが 夏だったら どんな臭いがするか知らないでしょう?」
「なんだか不安になる 甘みのある臭いなの」
戦場は,そんな臭いが,立ち込めている世界なんでしょうね。
人の命が,身体が燃えていくのを直接ではないけれど。知人の家が,火事でその現場にいたときに,泣き崩れる姿を見たことが。なんの声もかけられない,ただただ立ち尽くすしかできなかったことを思い出しました。
そんな光景が,日常化してしまう戦争。
個人的には,絶対に殺す側には,絶対立ちたくない。どちらかを選べと言われたら,殺される側に立ちたい。まぁ,それまでに逃げ回るけど。
戦争には,正義なんてありゃしない。あるのは権力欲と金儲けだけ。そんな気がしてならない。
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