Sea Loves You 石川秀美

曲やアルバムの感想・解説・紹介など。。。  
★★★Since 31/01/2005 ★★★

BOYS AND GIRLS

2010-11-28 23:52:41 | 27.PRIVATE NUDE

本格的に寒くなってくる季節にちょうどいい今曲が収録された19thアルバム:Praivate nudeからの渋い大人な曲。
アルバム中でも気合の入った入魂の1曲であるくらい目玉曲である。
アルバムの音の流れに慣れ、ノッてくる頃に順当する3曲目という点も由。

フェードインのイントロから始まり、リズムシンバルの音が降り続く雨と霧がかった静かなる夜の雰囲気。
ドラム音がやや軽い打ち込みサウンドではあり、単調に聴こえがちだが、今曲でのFeatureしたいところはリズム音とEギターの掛け合いだから、この軽さが良い。
EギターのVerse1,2でも同じなのだが、無骨な男前な音色。アウトロで叙情的なギターの音色がスマート。
何度でも聴きたくなる。

洗練されたタイトな歌唱も良い。金属音がアレンジに施されてるのと相まって、石川秀美の歌声の良さを引き出している。
硬軟かつ、フレーズに合わせたソウルフルな張りと、囁く妖艶な吐息ボイス、男前な歌い方。ロックな曲である。

歌詞は前年度の18thアルバム:Surのようなメッセージソング。実直に飛び込んでこい!みたいなw

決して派手ではないのだが、大人のグルーブを効かせている曲のため好きな曲。
このマイナー調での渋いリズムのかっこいい曲は25thシングル:EverynightのSide_B:青い影。
どっちもイイネー。ほんと。かっこいい。どちらも同じ作家陣に納得。
UKサウンドっぽい洋楽センスの効いたCoolな曲だ。この曲をシングルカットしても良かったのに。
こういうクールでタイトな楽曲を歌いこなせる石川秀美の歌の巧さが素晴らしい。

1988年アルバムリリースから開催されたライブツアーでも披露された。
しっかり憶えてますよ!この曲。ちなみに今ライブも大阪・梅田のバーボンハウス。

Bourbonhouselogo
大阪ではライブハウスの箱といえば有名どころなライブハウス。
2年前のライブツアーも大阪会場はここだったので、行き道も楽に会場に行けたのを記憶している。
道中の広告場所に「石川秀美ライブ Private nude」のポスターもありましたね。
ライブ中でもこの曲は要となっており、イントロがなった時の照明やEギターの音に注目していた。
音も良かったんだよなー。ここ。演奏の音もクリアな上に、ライブハウスではありがちなボーカル音が低いってのがなくて。ちゃんと演奏音とボーカル音のバランスが取れていた。

その頃のライブツアーってアルバム曲やリリースしたシングルの曲からの
アーティスト石川秀美路線の曲なセットリストだったので、とてもかっこよく大満足なロックライブだったのだけど、
今思えば、アイドル時代のアイドル曲を期待してた人もいた。掛け声の中でそのような声があったのも憶えてたりするw
東京公演では芳本美代子、国実百合も参加して歌っていたと聞いたのだけど、何の曲だったんでしょう?

まったくもって今、無念なのが当時、自分でメモしたセットリストを今、ないんですよ!?
なんで失くしたんだろう?俺。ほんま、あほや。と心から思う。
皆ほんまごめんなー。まさか文明の進化でこういう事ができるって知ってて、自らがやるなら。嗚呼。

さて、すっかり逞しいお母さんな秀美ちゃんの現在。
この曲の頃では、石川秀美ファンの女子もたくさんいて、当時アルバム中でも人気だった曲です。
ラジオAM放送の方のレギュラー番組を持っていた石川秀美Listen Hot!で作っていた新聞での好きな曲ランキングで目にした覚えもあるし、
同時期に始まったラジオFM放送ではタイトルが

BOYS&GIRLS秀美パラダイス!

でしたし。実は俺が石川秀美ファンサイトを創設する時のサイト名の候補に考えたのもこの曲だったんだよね。
この曲はそんな秀美姉さん的視線からみた男女ファンへの応援歌ともとれるだけに。

秋からのIN&ONのCMでは現在の秀美ちゃんの3バージョンが展開中。
http://www.shiseido.co.jp/inon/tvcm.html

次シーズンも続編があるといいな。


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