どこのギャラリーでも、中央に大きな椅子が鎮座しています。
実は、これ,お客さんの為の物ではなく
作家の為に在るのではないかという気がします。
そごう神戸店での個展もやっと終わりました。
期間中、私はこの椅子の周りで一週間過ごしました。
朝、10時ごろ会場に入り 19時まで、
食事の時以外はこの椅子の周りにいます。
ゆったりと椅子に座り作品を眺めながら
次の作品の構想を練ろうとか
新しい企画を考えようかと思っていたのですが
緊張のせいか思考が停止してしまいました。
いつ見えるかわからないお客さんを待つのに、
直立不動でいると疲れて座る見えると立って話す、
次から次へ見えるのと、話の腰を折るので、椅子にどうぞとなかなか言えない。
ギャラリーの中にスタッフばかり目立つと入りにくいのではないかと座る
体を動かさないと肩がこるので、ぐるぐる歩き回り、また座る
気分を変えて直立不動、また座る
不思議なものでお客さんが、見えるのに波があります。
見えない時は睡魔に襲われ座る。
座ったとたん猛烈な睡魔に襲われ
スタッフの「いらしゃいませ」の声で我にかえります。
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素敵な絵に囲まれた「いす」は、楽しい日々でしたでしょうね。私もちょっぴり座らせて頂きました。先生の絵に囲まれて、ハッピーでした。ありがとうございました!