船本清司の美しい水彩ガッシュ画 画家のひらめき

ガッシュ画制作・スケッチ旅行の話・個展の話・陶芸の話・出版の苦労話などなど画家のひらめきをお楽しみに・・

七福神の壁画を描いちゃった

2006年07月19日 09時27分09秒 | 画家のつぶやき

居酒屋の壁面にあろう事か七福神を描いてしまいました。

開店のお祝いに壁画を描いてあげるからなにがいいと

リクエストを聞くとまねきねこ」

ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!

苦手なのでおめでたい七福神にしよう。と

言ったものの正確には七福神を知りません。

まずは、インターネットでイラストをさがすと、あるわあるわビックリです。

次は、それを参照して自分流にアレンジしていきます。

まっ、こんなもんかなと一人でなっとく、

あとは、なるようになるさ!

じゃなくて、なんとかする

下書きなしのぶっつけ本番!

ナカナカ楽しい七福神が描けました。

最後に描いた福禄寿は自画像になっちゃた。

 


いつも本番!

2006年07月07日 10時25分30秒 | 画家のつぶやき

筆さばきの練習でも紙面を埋め尽くしたら、

そのまま額装して飾る気迫で筆を動かしなさい。

本番の水彩紙を使い紙に慣れなさい。

色も絵具箱とにらめっこしないで、あれこれ考えないで、

かたっぱしから色を使いなさい。色に慣れなさい。

色が発する雰囲気を感じなさい。

教室でいつも大声で言っています。

練習はありません。いつも本番です。

 

 

私が制作しました陶器です。

この技法も一発勝負です。

はらはらドキドキを楽しもう。

 


好きな物だけ見なさい?

2006年07月04日 09時55分52秒 | 画家のつぶやき

絵の見方が解らないの質問に

物知り顔の大人は

自分の好きな作品を見ればいいと言います。

この、「好きな作品」がくせもの!

いろいろなタイプの作品を数多く見てきた人の言葉。

子供の時、初めて感動した作品を引きずっている人の言葉。

理屈だけ知っている人の言葉。

みんな、同じことを言います。

いろいろなタイプの作品を数多く見よう

本物じゃなく本でも、版画でも、なんでも

作品は何かを感じさせてくれます。

作者の逸話にとらわれないで、作品だけを見て感じます。

それだけで、自分の見方が見つかります。

既成概念で作品を見ないで、

白紙の状態で見てみるのも、

新鮮な感動が待っているかも・・・・・・

とにかく、貪欲に見てみることだと思います。