ダイエットは何故一度で終わらないのでしょう?
何故90パーセントの人がリバウンドするのでしょう?
猿人・原人・旧人・そして新人!
新人が登場して20万年!人はずっと飢餓に耐え、
脳には『脂肪を貯めろ』というプログラムが
しっかり組まれている。なんて迷惑なプログラム(笑)
でも、これで人間が生き延びてきたんですものね。
ちょっとでも食べ過ぎたら太るわけですよね!
なのに世の中には美味しい物が溢れ、
あの手この手で買わせよう、食べさせようとする!
芸能人のダイエット本もずいぶん出版されたけど
あれれれれ~~っ? リバウンドですか?
っていう方が多かったですよね~~(スビバセン)
それほどにリバウンドのパワーは凄まじいのです!
だって、体が危機感を感じ
「食え~~っ!!」って命令するんですもの!
これはもう、我慢など出来るものではありません!
我慢できる人なんて最初から太ってませんって!
だからどうする? って話だけど、
体に嘘はつけません! 栄養が欠けては失敗する。
だからちょっとだけ努力をしなければいけません!
基本は学校の家庭科で習った、栄養の基礎!
3大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)
これに、ビタミン・ミネラルが加わり5大栄養素
更に、食物繊維、フィトケミカルを加えて7大栄養素
これを満たすことです。
フィトケミカルとは何でしょう?
紫外線や有害物質、害虫などから身を守るために
作り出す成分で、色素・香り・アクなどの成分から発見された化学物質。
活性酸素に対抗する「抗酸化作用」のある食品、ということですね。
フィトケミカルは1個の野菜や果物に複数存在していることがあり、
その種類は数千以上にも及ぶと言われています。
代表的なものはポリフェノール・カロテノイド・硫黄化合物!
主なポリフェノール(抗酸化物質)
イソフラボン(大豆、大豆製品)
カテキン(紅茶、緑茶)
アントシアニン(ブルーベリー、ブドウ)
クロロゲン酸(コーヒー、牛蒡など)
セサミン(胡麻)
主なカロテノイド(抗酸化作用、がん予防、生活習慣病予防など)
カテロン(緑黄色野菜)
リコピン(トマト、柿、すいかなど)
アスタキサンチン(鮭、海老、カニなど)
硫黄化合物(抗酸化作用、強い殺菌力で食中毒を防ぐ)
アリシン(にんにく)
硫化アリル(にんにく、たまねぎ、ねぎ、にらなど)
スルフォラファン(ブロッコリー、ブロッコリースプラウトなど)
なんか難しそう? いえいえ、
「体にいいもの」「体に悪そうなもの」
それを見分ける感覚は、高齢者なら持ってる。
なので、感覚通りに食べればいいのです。
しかも、足りない栄養素が含まれる食べ物を、
人(頭)は自然に欲求するので、
コンピューター(頭・最近大腸とも言われている)
に指示されたとおりに食べればいいのです。
しかし、飽食の時代! テレビの時代、スマホの時代
「美味しいよ~」っていう情報が多すぎて、
体が欲しているというよりも、
目が欲しがって、食べてしまう。ということになり、
インスタ映えのするものや、グルメを食べて、
実は栄養が足りてないとなると、
いくら食べても食欲は収まりません。
誘惑との戦い? いや、戦うよりも、まずは、
栄養を満たしてやることです。
栄養が満たされると、食欲は治まり、
美味しそうなスウィーツも食べたいと思いません。
女友人、みんなでダイエットをしまくり、させまくり、
マスコミに翻弄されること半世紀以上!
70歳過ぎて、やっとわかった。
『ダイエットは、栄養を満たすことから始めないと』
『野菜やキノコ料理を怠らない』
それは、健康で楽しく生きることに繋がります(^_-)-☆