中学を卒業してから五十数年間勤めあげて
退職した営業さんがいます
丁稚奉公のように一から、身をもって体験して
築いてきた自分の道を退く
万感胸をつくものがあったでしょう
小僧のときにと大社長に言われたことを話してくれたことがありました
ぼろぼろの服を着て、牛のえさを買いに来た人がいたそうです
何件かの店で断られたようでしたが、
大社長は「人は身なりで判断してはいけない」といって
売ったそうです
その人は懐から、銭袋を取り出して現金で買っていかれたそうです
言葉遣いや仕草をみて「人を見る目」を養いなさい・・・!と・・・
その営業さんがうちに来たのが40年位前だったかな
取引を始めて何年かして、
ある年の大晦日の日のことです・・・(長くなるから次回にしよう)
この時期は出逢いと別れの交差点かな