郵ちゃんバンド&黄門さまの漫遊記

2002/8~2013/9までの11年間の“郵ちゃんバンド”の活動記録
只今気ままに漫遊ぶらり旅継続中

福祉フォーラムin水戸②

2010-07-08 20:28:38 | その他
福祉フォーラムでの・・
体験発表をされた方の内容を紹介します


「生きていることに感謝している」


発病してから40年以上の闘病生活を送っている私の経験、そして、今こうして元気でこの席にいることの幸せをかみしめていられるのには、どれほど多くの人の支えがあったからかということを伝えられたらと思い、この壇上に立ちました。

表面上、明るく毎日の生活を送っている私にも、心の中でどうしても消せない悩みを持ち続けていました。その引きこもりとして現れたのは、兄の子供ができて私が叔母となった直後の21歳のことでした。初孫誕生に喜ぶ両親、その幸せに影を落としてしまった私の発病。やがて父の死。父の35日の法事を終えた翌日。私は病院に入院。それが長い長い入退院を繰り返す生活の始まりでした。三か月入院したでしょうか、とても心を癒してくれる入院生活でした。

さぁ、父のいなくなった分も頑張らねばと思っていた私に町のお医者さんが言った言葉は「動脈硬化です、一日中働くのは無理でしょう」。
今思いますと、この時、家を出る等という無謀なことをしなければ、それから続く山あり谷ありという波乱万丈の生活を送ることなく、平坦な道を歩けたのではないでしょうか。外へ出たこともなく、家族に見守れた生活をしてきた私には、1人での生活は大変なものでした。職探し、家を借りた家賃、毎日の生活費、すぐに行き詰りました。

忘れもしません、あの日。いくら40年前とはいえ、1,500円という安い家賃の家を借りていた私が、電気屋さんに行ってステレオを運んでもらったりレコードを買ったりしたのです。支払い能力のない私ですから、家族の方に連絡が行き、突然兄と妹が来て、「ステレオは引き取ってもらいレコードは支払ったから」と言って、すぐ車に押し込むような形で病院に連れていかれました。そこは、家からずっと離れた病院でした。

すぐ鍵のかかったところへいれられた時の私の恐怖心、前回の入院は開放で松の木や家々の花が咲いているのが見える病室の入院でしたのに。それは雲泥の差でした。その時の「私は悪いことをしたから入院したんだ」という気持ちがずっと尾を引いていました。

そして、退院して働きはじめては又入院と。何回職を変わったでしょうか。ケーキ屋さんでは、つり銭の間違いで店に迷惑をかけたと、ビニール工場では手が遅いからと休むようになり、養護施設で働くようになって喜んでいた時には。仕事で遅くなって家に帰った時、鍵がかかっていたので、私が帰っても待っていてくれないとひがんだりと(今思うと、夜なのだから鍵がかかっていても当然なのに)いじけた生活でした。

でも長い入院生活を送り、10年前に戻ってきた病院で良い先生に出会い、先生の勧めでで通い始めたデイケアで私は変わりました。自分と同じ病気と闘う仲間とプログラムを共にし、悩みを語り合う中で、私は自分の病気と向かい合うことができました。

そして、家族会のみなさんやボランティアの方たちとメンバーさんとでやっている{100円喫茶}を知り、私もやってみたいなぁと思いながら、なかなか言い出せなかったのですか、ある時思い切って言いましたら「どうぞ働いていただきます。」との返事。デイケアのスタッフも応援してくれ私のウェイトレスとしての生活が始まりました。

何年ぶりでしょう。初めて戴いた250円のお給料は嬉しくて仏壇に供えました。

いつも暖かく応援してくださる方達の中でいろいろなことを学びました。人生経験豊富なボランティアの方達、私と同じ病気を持つ家族を支えてきた家族会の人達の苦労を知り、家族がどんなに私を愛してくれたか、家族に対してあの時なぜ入院させたのだろうと恨みがましい気持ちが、今こうしていられるのも、あの時入院させてくれたからと思えるようになりました。

自分は、迷惑ばかりかけていた厄介者だといっていた私は、今喫茶に来るのを楽しみにし、『おいしかったよ、御馳走さま』という声に励まされながら、毎週木曜日の喫茶の開店日をとても楽しみにしています。

糖尿病、高血圧、肥満とガタガタにくずれそうな体ですが、皆さんから「いつも元気ね」といわれるようになった私。心の病はだいぶよくなってきたかな。今度は食事や運動に注意して本当の健康体にならねば。多くの人に支えで、今こうして生活している。“すきま風”の歌詞のように、生きてさえいれば“優しさに、微笑みに、幸せにめぐり会える”。それを体で感じて生きていることに感謝している私です。

生きていると・・・
悲しいことも・・・
つらい時も・・・
でも・・・
楽しいこともたくさんありますよ・・・

郵ちゃんバンドと、どこかで逢えたらいいですね・・・

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《No.194》レッツ文化村・ボランティア感謝祭No.6・むすんでひらいて

2010-07-08 06:18:02 | 2010出前コンサート
2010.6.27 9:30~12:00

続いては・・・
“むすんでひらいて”で~す・・・
この曲は・・・
皆さんといっしょにするには・・・
一番ですねぇ・・・

最近・・・
空気の入り具合が・・・
イマイチ・・・
ホッソリとしている横綱で~す・・・
やっぱりまん丸じゃないとね・・・
これは要修理ですね・・・



皆さんにもいっしよに・・・
やっていただいている様子で~す・・・
意外に・・・
スピードアップすると・・・
なかなか難しいんですよ・・・
会場がひとつになっている感じで~す・・・



最後には・・・
横綱の土俵入りで~す・・・
皆さんにも・・・
ヨイッショ ヨィッショ・・・
掛け声をかけていただきましたぁ・・・

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今日の郵政改革(7/7)秋の国会か・・・

2010-07-08 06:15:33 | 民営化
「郵政法案、9月国会で」民主、全特へ文書
 民主党は7日、全国郵便局長会(全特)に対し、郵政改革法案について「9月の臨時国会において最重要法案として速やかに成立させる」とする枝野幹事長名の文書を送付した。

 参院選で自民党と競り合う改選定数1の選挙区を中心に、集票力のある郵政関係者に改めて協力を要請する狙いがあるとみられる。

 文書では、民主党内で同法案の先送り論が浮上しているとした一部報道を「そのような事実は一切ない」と否定。「確実にこの選挙に勝利して郵政改革法案を成立させることで、皆様との信頼関係をさらに深めたい」と支援を求めた。

 全特の支援を受ける国民新党が原案を作成し、枝野氏が了承する手続きをとったという。国民新党は民主党公認候補48人を推薦しており、全特幹部から7日、「郵政改革法案を成立させないなら民主党候補は応援しない」との声が上がったことを受けたものだ。

 政府・与党は参院選後の国会について、7月下旬にも開く臨時国会は参院正副議長などを決めるだけの短期にとどめ、郵政改革法案は秋に開く臨時国会で審議する方向で検討している。

(2010年7月7日21時41分 読売新聞)


投票日が近くなり・・・
様々な情勢・情報が・・・
郵政改革法案は先延ばしか・・・
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