サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴなど大都会の魅力はもちろん、ヨセミテやセコイアなどの国立公園、ハイウェイ1沿いの海岸線(モントレー、カーメル、ビッグサーなど)、タホ湖、冬はスキー場になるベア・マウンテンなど、自然美も満喫できるカリフォルニア。そのほかにも見所は数えきれないほどある。
今日は、我が家がアーヴァインに住んでいたとき訪れたサンタバーバラとモハベ砂漠をご紹介したい。
サンタバーバラ (2012年2月)
ロサンゼルスから北に144キロメートルのところにあるサンタバーバラ(高速道路で1時間半前後)は、カリフォルニア南部の観光地として人気がある。特徴は、美しい海岸線とスペイン風の建造物。
こちらはサンタバーバラ郡裁判所。全米で最も美しい行政府の建物と称されているとか。スペイン風のコロニアルデザインが印象的だ。
別の角度からもう一枚。
見学は無料。入口のドア上の彫刻が見事。
落ち着いた色を基調にした内装も素晴らしい。
美術館のようだ。
明り取りの窓のデザインが可愛い。
熱心に見入る娘と息子。(息子はぼ~っとしているようにも見える 笑)。
時計塔の展望台からはサンタバーバラの街並みが望める。
冬も温暖で一年を通して晴天の日が多いサンタバーバラは、富裕層が多く住む地域でもある。
下の建物は、ミッション・サンタバーバラ。1786年に設立された後、地震の被害で2度に渡り再建、修復された。
この角度からは、背後にそびえるサンタイネス山脈とのコントラストが美しい。多くの観光客がこの角度で写真を撮っていたほど、絵になる風景だ。
中も見学したのだが、写真が一枚も残っていないのは撮影禁止だったからかもしれない(12年も前のことなので忘れてしまった・・・)。
サンタバーバラはとても気に入ったので、2014年の秋に再訪した。
モハベ国立自然保護区 (2015年5月)
アーヴァインから北東に向かって車を走らせること約4時間。距離にして365キロメートルのところに、モハベ国立自然保護区がある。ちなみに、ここからラスベガスまでは2時間半で行けるので、わたし達も2泊3日の旅の最後にラスベガスに寄った。
下は、ケルソ砂丘。
見渡す限り砂の世界だ。この写真では壮大さが伝わらないかもしれないが、とにかくスケールの大きさに圧倒された。
砂の感触が気持ちよく、あの小山まで歩こう!と意気込んだのだが・・・(ズームイン撮影で近くに見えるが、実際は1キロ近く離れていたと思う)。
砂漠を歩くのが実に苦しいものだということを、思い知らされた!
ビーチとはまったく違う。踏み込むたびに足がすぽっとくるぶしの上あたりまで砂に入り込むので、それを抜いて次の一歩を踏み出すのが容易ではない。一歩、また一歩と歩みを進めるのに、結構な体力を要する。
わたしは前日超過勤務をして疲れていたこともあり、途中で力尽きてしまった。砂の上に座り込んでしまったわたしを気遣う男性(当時夫だった人で、今は良い友達)に、「わたしはここで待っているから、あなた一人で小山まで行ってきて」と言って、彼を見送る。(わたしを負ぶって連れてって!という心の声は彼には届かず)。
しかし、わたしより体力のある彼でさえ、あの小山に到達することができず、もう少しというところで引き返してきた。小山までの道は遠かった・・・。
目標を達成することはできなかったが(おおげさな 笑)、風紋の美しさに慰められた。
翌日は、チュートニアピークトレイル(Teutonia Peak Trail)を歩く。朝から快晴で気持ち良い。
トレイル沿いにユニークな姿のジョシュアツリーが立っている。ジョシュアツリーが見られるのはモハベ砂漠だけだという。
圧巻は、なんといってもサボテンの花々だろう!乾いた砂漠の地を彩る鮮やかな原色の花々。
乾ききった大地でたくましく生きる植物たち。
荒涼とした風景に強く心を揺さぶられた。
この風景がとても気に入ったので、記念撮影。ここに戻って来ることはないだろう。思い出よ、永遠に!!!
余談:アメリカ海軍の戦闘機搭乗員養成機関「トップガン」は、モハベ砂漠で飛行訓練を行っているそうだ。映画「トップガン マーベリック」の冒頭にも、モハベ砂漠が登場する。
美しい街並みと手付かずの大自然。様々な表情を見せてくれる南カリフォルニアの魅力は尽きない!!!
(;ΦдΦ)アワワ
ガニ股の可愛い淑女さんですね〜😚💕
砂漠のスケールがデカすぎる(笑)
こんにちは。
そうです、その「まさか」です。
ガニ股を隠すため必死にポーズを工夫しました。
砂漠、すごかったですよ~。
美しくも怖いくらいでした。
このままここで道に迷ったらどうするのだろう?と・・・。ぞ~。
(砂漠に道は無いし)
コメントありがとうございました♪
いつかのアリゾナ.ソノラ砂漠の面白いサワロサボテンと、今回のモハベ砂漠のジョシュアツリーは共にユニークで夜になったら踊りだしてパーリーでもしそうですね。
砂漠も日本の鳥取砂丘などとはスケールが違うな~
足が埋もれるような砂地では歩くのに難儀ですね。
自然が作り出す風紋のきれいなこと!
サンタバーバラの住宅、建造物の屋根はみんなオレンジ色なんですね。
そうか、スペイン風なんだ。
このスペイン風の建物はどこかで見覚えがあると思ったら、横浜の山手の西洋館の一つのべーリック.ホールだわ。
スパニッシュスタイルを基調してます。
やっぱりオレンジ色の屋根です。
サンタバーバラってステキな所ですね。
元ご主人とは今でも仲の良いフレンドとはステキですねー🩷
おはようございます。
砂漠の生き物(植物)と深海の生き物は、どちらも
ユーモラスな姿が多いですね。そこが魅力だ!
風紋は芸術作品でした。
疲労と絶望感(笑)に苦しむ私を慰めてくれたのでした。
横浜の西洋館にもスパニッシュスタイルがあるのですね!
なんとなくイギリス系かな、と想像していました。
fairyさんのお好きな横浜、わたしも久々に行ってみたくなったわ。
「お父さんとお母さんは違い過ぎて合わないのに、よく一緒にいられたと思うよ」と、
息子にねぎらいの言葉をかけられました 爆笑。
夫と妻という立場ではうまくいかなかったけれど、
人の好い憎めない人なので友達として大切にしたいです。
コメントありがとうございました♪
サンタバーバラといい、ホハベ砂漠といい、まるで別の国みたいです。サンタバーバラは南欧のイメージだし、モハべ砂漠はまさに南米。さすが広大な州カリフォルニアといった感じです。小ぢんまりとした州が密集する東海岸しか知らない私は圧倒するばかり。いいな♪いいな♪ ぜったいにカリフォルニアには一度は立ち寄らなくては!
こんばんは。
カリフォルニアは表情豊かな州ですよね!
魅力が尽きず、もっといろんなところをご紹介したいくらいです。
ハイウェイを走って遠くまで行く楽しみがあるのも、
この広大な州ならでは。
でもわたしはallyさんのブログで紹介される
東海岸の洗練された美しい街並みにも憧れます!
行ってみたかったなあ、一度でいいから。
コメントありがとうございました♪
美しい街並みや建物、サボテンから砂漠まで
変化に富んでいて興味が尽きませんね。
この裁判所は、今もつかわれているんですか?
見事な内装に見とれました。
砂漠を歩くのは、想像しただけで疲れそう~
昔、鳥取砂丘を歩いた時のことを思い出しました。
こんばんは。
寒い日には暖冬のカリフォルニアを思い出して、
気持ちだけでも暖かく過ごすことにしてます♪
この裁判所は裁判所としてはもちろん、
結婚式場としても使われるそうです。
観光名所らしいですね 笑。
砂漠がこんなに歩きづらいとは初めて知りましたよ~。
ものすごく苦しかったです。
鳥取砂丘は歩きづらくなかったですか?
鳥取砂丘に行ってみたいと思いながら、機会無く来てしまいました~。
コメントありがとうございました♪