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西遊記 その3

2014-03-01 10:07:22 | 日記
前回に投稿した画像の添え書きに間違いがありましたので訂正します。西遊記の頁数は478に・経過年数を127年に訂正します。
ちなみに,本のサイズは縦185ミリ・横125ミリ・厚さ21ミリです。
本題に入りますが、絵本の漢字にはふりかながあり、当時の青少年にも容易に理解できるよになっております。でも読点や句点などは一切ありません。
でも読み進めていくうちに直ぐに慣れ、気にならなくなりますので、表示された文を拡大するなりして(なにぶん年をとった本故にボケておりますので)
読んでみてください。
ほんの1頁ほどですが、明治の時代の雰囲気をそれなりに感ずることができて面白いと思います。ここで最初の2・3行をちょっと書いてみます。

混沌の初 その形状卵のごとし、陽気の軽く清めるは 上浮みて天となり 陰気の重く濁るは下凝って地と成る 其中に満物ことごとく発生し人を生じ獣を生じ禽を生ず天地人の三才それぞれに位す 盤古氏の開ビャクせし時 世界わかれて四大部州となれり
即ち祖国の名を東勝神州 西牛賀州 南胆部州 北俱蘆州と称す その東 東勝神州の海岸に一つの国あり名をガ来国といふ この海中に一つの国あり
華果山と号 山の上に一塊の怪石あり・・・・・以下云々・・・・

幾分読みやすいように読点も句点をないので間をおいて書いてみました。読んでみるとその他気がつくことは、その国→其国などと書いたり・言う→号としたり・初め→初としたり、当時の読本とうの癖というか?これもまた面白さの一つではと思います。
そのた私の思い違いだったり色々あると思いますが、あしからずお願いします。