Shimmyブログ

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レコードオリジナル盤の音を聴き比べ

2025-02-09 | 音楽
レコード人気の中、オリジナル盤が過熱して
いるようです。特に初回プレスものは「出て
くる音が違います」なんて、音の良さがはや
されているからでしょうか。ほんとに音の違
いはあるのかな。
持っているマトリクス1のオリジナル盤と国
内盤を聴き比べてみましょうか。
73年以降発表のレコードは発売当時に輸入
盤で買ってるから多くがオリジナル盤初回プ
レスなんです。だけど、再発盤と両方持って
るのは少ない。

【John Simon/Journey】1972
Warner Bros. Records BS2663


【Hungry Chuck】1972
Bearsvill Records  BR2071


【かつての高額中古レコード】
1970年初頭でも50年代のジャズ名盤の
オリジナルは高額でした。製造され続けてま
すから物は沢山あります。が、古い時代のレ
コードだからこそ発表当時のデザイン、空気
感までも味わいたい、で、オリジナルが欲し
くなるんですね。

【かつて自分も買っていた高額レコード】
ブルースやR&B、売れなかったSSW等は生
産も少くすぐに廃盤、もの自体がなく高額
でした。自分も入手困難なレコードは、高
額でも中古を探し歩いて買ってました。

【オールドロックも仲間入り】
70年代制作の人気英国ロックもジャズ名盤
と同じ状況になったようです。再発ものは沢
山あるけれどオリジナルが欲しいと。

【オリジナル盤の音質】
今、巷で囁かれる音質の違いってどうなんで
しょう。かつては音質がどうのこうのという
話はあまり聞かなかったような。そりゃマス
ターテープもプレスするためのスタンパーも
出来立てとなると、厳密には音の違いはある
と確信します。
でも、その違いの程度はどうなんでしょう。
そこは誰も何も言いません。
サプリメントの「注意、個人の感想です。」
に似ているなあと。囃し立ててるのは中古
レコード屋さんばかりだし。のっかってる
のは若い人達らしいし。

【聴き比べてみました】
どちらも1年でアメリカ本国廃盤ですから
マトリクス1のオリジナル盤です。

【John Simon/Journey】1972
Warner Bros. Records BS2663
国内盤 ワーナーパイオニア P-7607W


マトリクス 1E

マトリクスナンバーまではこだわらないけれ
ど、センターラベルのデザインでプレス時期
はわかります。

【Hungry Chuck】1972
Bearsvill Records  BR2071
国内盤 ワーナーパイオニア P-7606W


マトリクス 1A


結論、音の違いは微妙すぎます。かもね程度
です。
再生機器は Linn Sondek + Krell Pam3 +
Krell KSA100 + JBL4343

【感じ方は個人の自由】
洋楽を聴き出して50年、レコードとCDで
3000枚。英国ロック、アメリカーナ、ジャ
ズ、ブルース、R&B、ソウル、ファンク、
レゲエ、サルサ、南米、アフリカ、中東とポ
リフォニー好きなため広範囲に聴いてきまし
たから、耳はそれなりに鍛えられてきている
と思ってます。その耳で、かもねです。

レコードプレス工場が、UKだUSだ、ドイツ
だ日本だとこだわる方々もいますがそれも又、
違いは、自分にはかもねですね。
感じ方ですから個人の自由でしょうね。でも、
やっぱり、中古レコードショップの戦略に思
えてしまうひねくれもの。

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