ここ10年新録がつまらなく、古い録音の音
楽ばかりを聴いてたんです。後ろ向き感がや
ばいかなと思ってたので、昨今のレコード、
オールドロック流行りがちょっと嬉しい。
【1969−70の大変化】
1970年前後はさまざまな音楽が生まれ混
在していた時期ですが、音も大きく変化した
ような。ず〜っと気になっていたことなので
すが、ステレオ録音技術も著しい進歩があっ
たんじゃないでしょうか。
ラジオ的ローファイな音から
ステレオ的ハイファイな音へ
1969年ではラジオっぽいザラついた音の
レコードが多いんですが、70年になると霧
が晴れたような澄んだ音が多くなります。
【ラジオっぽい音でもいい】
1970年前後ものに関してはハイファイ感
に乗り遅れてるミュージシャンはカッコ悪い
と感じてたんです。が、そんなことどうでも
いいかとなってきました。
ベースとドラムスが要になってる演奏かどう
か、ベースがしっかりと聴こえる録音かが自
分にとってはよっぽど大事と再認識しました。
【ハードロックへの進化?逆行?が面白い】
ブルース、R&Bの影響下からハードロック・
スタイルを確立していくわけですが、
1968ディープ・パープル『Shades of.』英
1969レッド・ツェッペリン『 l 』英
1969フリー『Free』英、2作目
3グループ共にデビュー作でのベースはシン
コペーションバリバリで自由に副旋律を弾い
てます。音も大きく録音され、ジャズ、ブル
ース、R&B的なんです。
ところがどんどんギターが主役となっていき
ます。ベースはギターとのユニゾン演奏が増
え、存在は薄れます。フリーは例外です。
ベース音がデカい、突出!!ドラムスも!
キックもしっかり入ってます。69年、すごい。
1969ビートルズ「Come Together」英
69年なのに、ハイファイ感がすごい。ビー
トルズの凄さを再認識です。
1969キング・クリムゾン「21st ...」英
ベース、ドラムスがかっこいいんだ。
1969ザ・バンド「Up On Cripple ...」米
ローファイ感をハイファイ技術で出してるよ
うな。木製のベースとドラムス。コンビネー
ションでのリズムトラック造りを初めて認識
しました。
この重低音感、やっぱすごい!!
1970ジェームス・テイラー
「Fire & Rain」米
1970CSN&Y「Carry On」米
フォーク、カントリー系は弾き語りと思われ
がちですが、なんとベース、ドラムスがロッ
クよりもでかく、いい音なんです。
1971イエス『Fragile』英
1971ピンク・フロイド『Meddle 』英
プログレの録音はいい、が定着してるけど、
楽器の録音というより、交響曲の演奏を卓上
で作ったような。ベースもそれなりに入って
ますがストリングス代わりの幻想的シンセや
ギターが主役。
【レコード・コレクターズの特集】
ロック誕生50周年で「1969年の音楽地
図」という特集があったことを思い出しまし
た。何が書かれてるか、早速、発注しましょ。
カリスマ的音楽誌、この辺りがレコード流行
りに影響しているのかも。
楽ばかりを聴いてたんです。後ろ向き感がや
ばいかなと思ってたので、昨今のレコード、
オールドロック流行りがちょっと嬉しい。
【1969−70の大変化】
1970年前後はさまざまな音楽が生まれ混
在していた時期ですが、音も大きく変化した
ような。ず〜っと気になっていたことなので
すが、ステレオ録音技術も著しい進歩があっ
たんじゃないでしょうか。
ラジオ的ローファイな音から
ステレオ的ハイファイな音へ
1969年ではラジオっぽいザラついた音の
レコードが多いんですが、70年になると霧
が晴れたような澄んだ音が多くなります。
【ラジオっぽい音でもいい】
1970年前後ものに関してはハイファイ感
に乗り遅れてるミュージシャンはカッコ悪い
と感じてたんです。が、そんなことどうでも
いいかとなってきました。
ベースとドラムスが要になってる演奏かどう
か、ベースがしっかりと聴こえる録音かが自
分にとってはよっぽど大事と再認識しました。
【ハードロックへの進化?逆行?が面白い】
ブルース、R&Bの影響下からハードロック・
スタイルを確立していくわけですが、
1968ディープ・パープル『Shades of.』英
1969レッド・ツェッペリン『 l 』英
1969フリー『Free』英、2作目
3グループ共にデビュー作でのベースはシン
コペーションバリバリで自由に副旋律を弾い
てます。音も大きく録音され、ジャズ、ブル
ース、R&B的なんです。
ところがどんどんギターが主役となっていき
ます。ベースはギターとのユニゾン演奏が増
え、存在は薄れます。フリーは例外です。
ベース音がデカい、突出!!ドラムスも!
キックもしっかり入ってます。69年、すごい。
1969ビートルズ「Come Together」英
69年なのに、ハイファイ感がすごい。ビー
トルズの凄さを再認識です。
1969キング・クリムゾン「21st ...」英
ベース、ドラムスがかっこいいんだ。
1969ザ・バンド「Up On Cripple ...」米
ローファイ感をハイファイ技術で出してるよ
うな。木製のベースとドラムス。コンビネー
ションでのリズムトラック造りを初めて認識
しました。
この重低音感、やっぱすごい!!
1970ジェームス・テイラー
「Fire & Rain」米
1970CSN&Y「Carry On」米
フォーク、カントリー系は弾き語りと思われ
がちですが、なんとベース、ドラムスがロッ
クよりもでかく、いい音なんです。
1971イエス『Fragile』英
1971ピンク・フロイド『Meddle 』英
プログレの録音はいい、が定着してるけど、
楽器の録音というより、交響曲の演奏を卓上
で作ったような。ベースもそれなりに入って
ますがストリングス代わりの幻想的シンセや
ギターが主役。
【レコード・コレクターズの特集】
ロック誕生50周年で「1969年の音楽地
図」という特集があったことを思い出しまし
た。何が書かれてるか、早速、発注しましょ。
カリスマ的音楽誌、この辺りがレコード流行
りに影響しているのかも。