メルトダウン隠ぺい！マスコミの責任は？

原発事故の報道姿勢にうんざりして以来、５年間CS放送しか見なく
なってたんだけど、５月からちょっとづつ地上波も見だした。

今頃、やっとメルトダウンの隠ぺいが話題になっている。
東電が悪い、官邸の指示があった無かったと。


あの時、うんざりしたのは日本のテレビ報道が欧米のBBCやCNNと
全く違ってたから。

当初より欧米ではメルトダウンと言っていた。特にアメリカは在日
米軍の避難があるから情報収集に本気だったわけでしょ。

スピーディー=放射性物質拡散予想図もあったのにテレビ放送にのっ
たのは１日だけ、後は隠ぺい。勿論CNNでは何回も出てた。

土壌汚染が深刻だとIAEAが言ってるのに、日本の原子力委員会は、
まじ、何をおっしゃると言う感じでテレビで笑い飛ばした。

許容被爆線量もめちゃくちゃだった。前提条件を全部とばしてんだ。

日本国内だけが世界と違うと感じた。


いろんな報道番組に出ていた原子力の専門家達も、メルトダウンを
否定していた。ちょうちん持ち学者って多いから。つうか霞ヶ関に
誰もさからえない。

報道管制がしかれてんだと思った。

学者もマスコミもそんなバカじゃない。事実は知ってたでしょ。
東電、経産省、霞ヶ関の隠ぺいに加担してたわけ。

ほらほら、戦前みたい。大本営発表みたい。国ぐるみの事実隠ぺい。
考えると気持悪くなる。で、テレビを見なくなった。

戦後の姿勢と同じだ。マスコミは自分たちも加担してた事は棚上げ。
でも、微妙に東電への批判論調は強くないね、すねに傷があるから？

当時、変なやつと思われただろうね。
批判的な事を言うと狂信的反原発主義者みたいな風潮もあったし。

IAEAとか米国政府の色んなウェブから調べて、スピーディーも印刷
して原発事故のペーパーつくって知り合いにメール送ったり、ジム
でもくばったり、日本の報道にいてもたってもいられなかったのね。

あの時の日本への絶望感。まだ、ちょっと、ひきずっている。