毎週、水曜のお稽古の後は、覚え書きとして勉強のためにメモしていこうと思います。
昨日は、朝から1日中
だったにも関わらず、先生は、粋な白大島
素敵です。
そのお着物は、30才の時にお作りになったものだそうで、長く着ていらっしゃるとのこと。それに、博多献上と思われる緑色の帯に黒の羽織。毎回素敵です
白大島は大変高価で、普段に着るのはもったいない!
なんて感覚の方もいらっしゃるけれど、先生にとっては、実に長く慣れ親しんで大切に着て来られたお着物なので、普段に着るに相応しいものなのだそうです
今日も些細な質問に丁寧にお答え頂きました。先週まで、身分が違うくらいにビンボーな私の普段着キモノに、きっと軽蔑されたかも…と勝手に凹んでおりましたが、思い過ごしだったかな…と
本日の覚え書
*葡萄唐草・菊唐草・牡丹唐草などの模様の柄は、季節を問わず身に付けられること。
*白大島は、お正月に着るのは素敵な感じ、師走の忙しい時期には黒いものの方が相応しいでしょう。
白いの着てると働かない人の印象に
*織りの帯は、紬に合わせる。
*紬でも今は付下げは、珍しくない。
*訪問着では、仰々しくなり過ぎるかな?という宴席などは、シックな紬の付下げが重宝である。
*結城紬は暖かい。大島と比べると質感は柔らかい。
*大島はパリッとした手触り。
今日、Eさんは黄色地に青のお花柄の華やかな大島。Aさんはシックな結城。Kさんは赤い小花の大島、八掛も赤い。それぞれ、とても上質なおキモノばかり!
(゜o゜;; お、お稽古なのに!
汗かいちゃうし、シワついちゃうし!勿体無くない?!
もったいないという気持ちより、それぞれ、こんな素敵なキモノを持っているのに、着る機会を逸して来たから…ココで!着る!着たい!そんな女心ってヤツなのか?!(妄想)
着付け初心者の皆さまが、先生のご指導で、ともかく、ご自分の力で帯結びまで頑張って着ます
私も、教わった通りに着ようとすると、普段と手が違うので、戸惑い、逆に時間が掛かり、ちゃんと着られない
恥ずかしー
でも、いつもココが上手くキマらない!と思ってるところが、アッサリ解消!
したりする。
和装歴長いのに、間違えていたことを発見する
そんな、驚き、喜び
が、あります。
そう、昨日のお稽古で一番ふーむ、と思ったことは、帯の輪のこと。
一般常識的には、輪が下にするのは、当たり前で逆にしてると恥をかきます
とのことでした。
それが、例外あるよなーって思って。
芸妓さんや舞踊家の方は、踊りの時、お扇子を瞬時に帯に刺したりします。
輪が下になっている場合、刺しどころを間違えると輪の中に入って刺せないという初歩的なミスに陥ることがあるから、敢えて、輪を上にし、扇を刺し易くする。だから逆さに着付けてもいいわよ、とお姐さんに教えて頂いたことがあります。お母さん(女将)には、確かに着付けの時、輪が下、と教わった記憶があるけれど…
踊り手さんは、敢えて輪が上で着付けされることもある!ので有ります。
ふ、ふーん
て感じ。それから、どっちでも良いのかー
ってことで、あんまり気にしてなかった私…。
いやー、知れば知るほど色々であります。
楽しいねー