お台場のメディアージュでデジタルリマスター版『ルパン三世 カリオストロの城』が上映されているというので、観てきました。
「今のアニメと比べても」とは言わない(現役おたくのみなさんそれぞれ好きな作品に熱い想いがあると思うからね)けど、『カリオストロの城』観て、やっぱり、これ、好き!って思った。
ルパンは死なないってわかってても、ルパンが塔の上で撃たれたときには、私の胸もズキュン。ほとんどルパンに覆いかぶさるクラリスと同じ気持ちで、「泣いちゃいけない!」って、思いました。泣いてる場合じゃないから。
クラリスの「行ってしまうの?」は、あんなに甘い声だったんだね…。
そして…冒頭で車から捨てた偽札の、原版持って現れた不二子ちゃんに「お友だちになりた~い」と言ってるルパンを“矛盾”って本に書いてた人が前にいたらしいけど…な~んて、理解力がないんでしょ、その人。ルパンがその原版を本気で欲しがってるわけないじゃない。次元に「残ってもいいんだぜ」って、言われるくらい未練たっぷりでさ(あのときのルパンの顔、すき)…そこからいつものルパンに戻って見せるための「お友だちになりた~い!」だよ。そういう芝居してたよ。画も声も。