上海帰りのリルです。

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蝶の羽ばたき(2)

2014-10-31 10:23:00 | 青い街応援
昨日書いた「バタフライ・エフェクト」ってね。
蝶々の効果item3
「蝶の羽ばたきがそこから離れた場所の将来の天候に大きな影響を及ぼす」
ということもある…ということなんです。

「極めて小さな差が無視できないほど大きな差を生む現象を指すための用語である」とWikipediaにありまして、その意味では、気象の変化や株価の動きなどの話のときに使われるそうです。

蝶の羽ばたき…あーんな小さい力が、その場では小さい力が、
そこから離れた遠くに大きな影響…って、すごくない?

ほら、私、先生だから。今は教えてなくてもね、
私が教えた人たちは、みんないい人で、素晴らしくって、
「一日でも教えてもらったら一生先生」なんて言ってくれる人までいる。
私が教えたことなんて、蝶の羽ばたきみたいなものだけど。

教え子たちは、それこそ、離れたところで、いろんな国で活躍してる。
その活躍の全部は知ることはできないけど、
ときどき、ご褒美みたいに知ることがある。

先週、上海大学の教え子のChenくんが、FBに私のお気に入りの茶房の写真をUPしていました。
横浜中華街の悠香房さん。会社主催のお茶会だとのことで。
item3http://www.yuukabou.com/

次の日、たまたま、私、横浜にビブリオバトル観戦に行ったので、
お昼に悠香房に行ったの。

そしたら、老板(ラオバン=マスター)に、
「昨日、びっくりしましたよ。お茶会のお客さんに
『リルさんを知っていますか?』って言われて。
『リル先生に日本語を習ったんです』って。
リルさん、上海大学で教えていたんですねー!」って言われた。
「はい」←ちょっと誇らしい気持ちを込めて答えた。
上海で、私、一生懸命教えたって、胸を張って言えるから。

老板(私の旧姓と同じ姓っていうのも縁を感じるyellow1)は、
「昨日来た人たち、みんな感じのいい人たちでしたよ。
中国の中でもいろんな地方の人がいて…私も楽しかった」とおっしゃいました。

それを聞いて、私も、とてもうれしかったmeromero2

その日、お茶を入れてくれた茶器が蝶々の茶器だったのは、
すてき過ぎる偶然kirakira2



蝶の羽ばたき

2014-10-30 23:38:00 | 青い街応援
「リル」のマイ・シンボルアートをお願いしたとき、『青い街』のアーティスト・カズキさんは、二つの案を送ってくれました。

円い中国窓の形のと、百合(リリー)。
どちらもすてきで、迷っていたら、
「ゆっくり考えてください」って。

でもね、次の日、カズキさんから、「“リルさん”も役の名前などではなくて、大切な名前なんですよね」とメールが来て、ちゃんと製作カウンセリングしましょうって提案してくれました。

それで、上海について思い出したことを、いろいろ書いては、メールしました。
「花は、百合より白木蓮(中国語では白玉蘭という)が印象的。春に木に白い花が咲くと、パァッと灯りがついたように明るくなりました。白木蓮は、上海市の花でもあります」と。

「でも、私、花より蝶々って感じよね」って私が言い出して。

カズキさんも、白木蓮の花って図案化しにくいので蝶々のほうがよさそうだと。

さて、私は、フランス帰りでもありまして。

フランスでは、「蝶のように歩くさちよ(本名)」って言われたのよ
“Satiyo qui marche comme papillon♪”って節つけて。 私がひらひら歩くせいか、パピヨン(←フランス語で蝶々)とさちよが韻を踏んでるせいなのか…。

じゃあ「蝶々でお願いします」とメールしたら、

蝶は蝶でも、どんな蝶か聞かれたので、
「紋白蝶で。アゲハって、感じじゃないでしょう、私」とお返事したら、

「揚羽はちょっとけばいですからね。けばくはないものね。 ただ、ストッキングには揚羽とかついてるかも (^_^)」と。
「ストッキングにつけたいね。>アゲハ」と返事しました。
タトゥーストッキングとか、カラータイツとかすきなリルさんとしては。

そして送られてきたラフ画(手描きなのね!)には、
2匹の蝶々がitem3item3

アーティストさんからのコメント
「蝶が羽を開いたシンメトリーを想像されていたと思いますが、それって生きていない蝶なので『リルさんらしくないなぁ』と感じた次第。装飾や文様としてはありですが、シンボルとしては、やはり生きて飛んでいて欲しいわけです」

うれしかったです

翌朝、通勤電車の中で、あ!って思って
「バタフライ・エフェクト!ポジティブな影響もあるはずですよね!」ってメールしたら、
「そうですね。幸せの羽ばたきかな」だって。
カズキさんは、詩人でいらっしゃる

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シャンハイ・ムーン

2014-10-28 19:38:00 | 上海の思い出
私が「リル」と呼ばれる由来の、上海に行ったのは、もう10年も前のこと…

リルのマイ・シンボルアートを『青い街』で作ってもらうときに、いろいろ思い出したので、思い出したことを書いておこうと思います。

まず、思い出すのは月ね。お月さま。

上海に行ったのは9月の初めだったから、「中秋節(日本語でいうお月見の行事にあたる)がもうすぐ~」って盛り上がってる季節でした。

日本の盛り上がり方と違うのよ。

街のお菓子屋さんには、月餅がいっぱい並べられ…お世話になってる人へお中元やお歳暮のように贈り贈られ……日本では一年中買える月餅は、その名のとおりお月見のときに食べるものだと初めて知りました。

中国の中秋節は、ヨーロッパのクリスマスみたいに、家族みんなが集まって食事する大切な行事だっていうことも、私は、上海に行って初めて知りました。

中秋節当日の晩は、外国語学部の学部長が、私たちを食事に招待してくれました。

学部長の挨拶がすてきでした。
「今日、中秋節は、中国では、家族みんなで月を見ながら食事をする日です。みなさんは、家族と離れて私たちのためにこの地へ来てくれました。私は、みなさんの上海滞在中は、みなさんと一緒に大きな家族でいたいと思います。今日は、家族一緒の食事のつもりで楽しんでください」

ね いいでしょう?
そして、月餅は、一人て一つ食べるんじゃなくて、切り分けて食べるものなんですよ。いろんな種類のを少しずつ食べられる

それはね、「分け合う」ことに意味がある。

楽しいことを分け合ったら、心がウキウキする

苦しいことを分け合ったら、心が軽くなる

そして、月を見て思い出すのは、

離れている家族

離れている友だち

今ごろ、同じ月を見てるかな~って、思う。

私、今でも、お月さまのきれいな日には、上海を思い出します。


『青い街』のアーティスト・カズキさんは、「リル」のマイ・シンボルアートの真ん中には、月を入れてくれました。



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モテる/モテない 問題

2014-10-27 22:09:00 | ノンジャンル
先日、高校時代からの友だちと協議の結果、

リルさんは、モテるのではなく、「人気者」ということに決まりました。


さて、昨日は、プーさん主催の「横浜ブックカフェ」に久しぶりに参加してきました。

ワールドカフェ形式で話す読書会です。
テーマは「エッセイに触れて考えてみよう」で、

テーマ本は『心臓に毛が生えている理由』米原万里著、角川文庫 でした。

まあ、エッセイって、親しみやすいものだと思っていたけど、

みなさんと話しているうちに…

親しみやすくて「ああ、そう!」って思わせるエッセイを書くのは、とてもとても難しいのではないかということがわかってきました。

そして、そういう文章は、“大人の女性”が書くのが似合っているという発言もあり、会の終盤、一人一人感想を言うとき、リルは「私も、もうじゅうぶん大人なので、そんなエッセイが書けるようになりたいです。理想です」なんて言っちゃったりして。

…と、この日の話のまとめの、そのあとで、ファシリテーターのプーさんが、雑談的に

米原 万里さんは「男を三分化」したというお話をなさいました。

曰く、

寝たい男

寝てもいい男

寝たくない男

オトメなリルさん、びっくり!です。しかし、大人の女性って話をしたばかりだから、何か言わないと…と思い、

「それは、さぞかしおモテになったのだろうと思います。普通、したいか、したくないか、で、真ん中はありません。誘われないと…それはないですから」と言いました。


そうなんです。
モテる か 人気者 か の違いは、
口説かれるかどうかなのだと、先の友だちが言っていました

「リル」のマイ・シンボルアート

2014-10-25 16:39:00 | 青い街応援
本名の「幸」のマイ・シンボルアートを作ってもらって、とても感動したので、
「リル」のシンボルアートを追加注文しました。

完成品がこれ



私の話した希望がぜ~んぶ入ってるの。この小さな丸の中に。

リルは、「上海帰りのリル」が由来。リル、リリー=百合の花…だけど、百合より上海市の花「白木蓮」のほうが上海では思い出深い…でも、私、花っていうより、蝶々だよねと話は、連想ゲームのように繋がり、

それと、最初に上海に行ったのが9月だったから、上海で過ごした中秋節が思い出深いとか、

とにかくハートとか…

わがままいっぱい言って、作ってもらいました。

蝶々は白い白玉蘭(白木蓮)のイメージもありますね。

そして、ハートに見える。

ハートが月を大切に抱いている…

うん、うん、こういう気持ち

シンプルだけど、フルコース

リルのマイ・シンボルアートぴったりです。

ありがとうございます

これを作ってもらうまでのアーティスト・カズキさんとのメールのやりとりで、上海での思い出を心に再現することができて、それも、貴重な時間でした。

その中で、「蝶は再生のシンボル」って気がつきました。毎年いなくなるけど、春にはまた姿を表すでしょう?春に生まれた私は、蝶々をシンボルにしたら、きっと、元気になれると思って

このシンボルアート、大切にします

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