#みんなのブログ#鳥#飛ぶ#北から南へ#大集団#移動#g.b.124.#とんぼの目玉

2019-11-08 00:18:58 | みんなのブログ
#みんなのブログ#鳥#飛ぶ#北から南へ#大集団#移動#g.b.124.#とんぼの目玉



とんぼの目玉』。

細い体に

大きな目玉

腕と指を使って

グルグルと廻す

するとトンボは

目を廻す

そうやって

ボクはトンボを捕まえた。

高いところのトンボは

捕まらない。

秋のトンボは降りてくる。

ゆっくり

ゆっくり

廻してご覧。




そしたら

ほら、捕まえた。




トンボが

虫を捕まえて

食べてくれると知ってから

ボクは

トンボを捕まえないことにした。




急に可哀相になってしまったから。


秋のトンボは降りてくる。

空に向かって指を差し出す

そのまま動かないようにしてた。

手がくたびれても

手が痛くなっても

反対の手で支えてでも

そしたら、

トンボが

降りてきて




ボクの指に留まってくれた。




その日から
トンボはボクの友達に成った

ボクはそう感じた。



ボクに留まったトンボを

ボクはとても愛しく感じた。

自然界とお話し出来るなんてこと


今までそんな風に感じたことなど

一度も無かったから。

ボクは空に向かって

新たなボクの友達に

『ごめんなさい!』

と言った。

今まで

君を捕まえたこと。

Dragonfly(ドラゴンフライ)は

高く高く

空に向かって

上がって行った。



ボクの手の届かない所へと。







『北から南へ』と。

朝。

目が覚めた。

早くに空を見上げていた。



空は突然

凄いモノを

僕に見せてくれる。



その日の朝、

ボクは次から次へと

それを観た。







一番目の群れ

二番目の群れ

三番目の群れ


『雁』が行く。

朝早くに。

6時半頃。

何の予告も

何のお知らせも

無いままに。



ボクの目の前を

次から次へと

飛んで行く。




凄い数の群れだと知った。

北から南へと

帰って行くのだ。



それを観ると

何だか寂しくなった。

もう会えないのだろうか?


四番目の群れ


五番目の群れ


そして、

また次から次へと

南の方へ飛んで行く。

今度は数が少なくなった。

ボクはカメラを向けるのに

忙しかった。



目の前の走り方は速い。



もう無いだろう?



すると、


六番目の群れ(お友達グループ?)



遅れて着いてきた。

行く方向は皆、分かっている。

どこで再び集まるかも

皆、分かっている。



そして、

たった1匹で

慌てて飛んで行くのも観た。

あれは、遅刻したのか?

羽根の動きにゆとりが無い。

バタバタと慌ててる。



それでも、

1人でも行く方向は弁えている。



そして、


最後は

整列して

決めてくれた。

見事な『V』サインを

空に書いて見せてくれた。

七番目の群れ。




『雁』のことを

ボクたちはここで

『カリ』*(1)
とも
『ガン』*(2)
とも呼んでるよ。

また、帰っておいで。



ボクは

回帰線を往復する彼らに

優しく声を掛けた。




朝イチの出来事は

その時でなければ

誰にも見えなかっただろう。



それは、

何の予告も無しの

鳥たちの一大イベントの朝だった。





注*(1)『カリ』と言う名前の由来は鳴く声の音声表現を名前にしたらしいです。『カリ・カリ』と聴こえた人はそのように名付けたようです。

注*(2)『ガン』も上に同じで聴いた鳴き声音声を表記し『グァン・グァン』と聴こえたのでそよような名前の由来があります。

これは、セミの鳴き声から着いた名前の由来と似ています。

音声表現からの名前に付いては、この『雁』のことを検索すると出てきます。

『雁 鳴き声』で検索。

http://www.nippon.com
http://www.city.bibai.hokkaido.com.jp>




©️Photo/Story/Coments/Belong to Shanxi,Work's No.124.
とんぼの目玉。鳥たちの回帰線の旅。
08 November 2019.
All rights reserved.



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1 コメント

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Unknown (shanxi)
2019-11-08 00:41:31
『とんぼの目玉』。

それは不思議な世界。

複眼の研究から

針より細いカメラを取り付けて

見たり、写したりも出来るヒントを人間は

自然界から造り出しました。

私たちが知らなかったことを

私たちに学ばせて

私たちにも賢さを与える為に

自然界に放された小動物たち。

ボクたちは

最も最も彼らのことを学んで

最も最も愛せるように

いっぱい感謝することで

彼らに

ありがとう。

心からそう言いたいモノですね。

もう二度と

むやみに利用したり支配したりしないこと。

『🐬魚雷』(爆弾)だなんて、

二度と再び

『しない・させない・行わない』

ことを私たちは自然界の全てに誓いたいと思うのでは

ありませんか?

愛すべき動物に爆弾を背負わせて

私たちは平気で生きていけるとは思えません。

それが皆やっていた!

と言うのであれば、

それは自然界の『敗者』の言い訳でしかないのです。

今の人間世界での苦しみのニュースを聴けば聴くほど

そう感じます。

~394。
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