空き缶を三つ、針金でつないで、ジャムの瓶のフタを車輪にする。針金を使うとき、穴をあけるのがむずかしくて、へこんだり、ゆがんだりしちゃったけど、できあがった時、ぼくはピカピカの気分になった。
自慢したくて見せたんじゃなくて、満足したから見せたんだけど、ぼくの作った汽車をみんなは笑った。みんなはぼくみたいにピカピカの気分にはならなかったみたい。まあ確かにそれはカッコイイとは言えないけれど、でもぼくはとっても気に入ってるんだ。
だってぼくの手で家のカンごみの袋を (お母さんに怒られながら) あさって、「これだ」と思うものをぼくの目で選んで、ぼくの頭で汽車の形を考えて、心をこめて作ったから。
だからみんなに笑われても、ぼくは傷つかなかった。
だってそれは、ぼくの自慢の汽車だもの。
ぼくの目には、ぼくの気分と同じように、それはピカピカに光って見えるんだ。
自慢したくて見せたんじゃなくて、満足したから見せたんだけど、ぼくの作った汽車をみんなは笑った。みんなはぼくみたいにピカピカの気分にはならなかったみたい。まあ確かにそれはカッコイイとは言えないけれど、でもぼくはとっても気に入ってるんだ。
だってぼくの手で家のカンごみの袋を (お母さんに怒られながら) あさって、「これだ」と思うものをぼくの目で選んで、ぼくの頭で汽車の形を考えて、心をこめて作ったから。
だからみんなに笑われても、ぼくは傷つかなかった。
だってそれは、ぼくの自慢の汽車だもの。
ぼくの目には、ぼくの気分と同じように、それはピカピカに光って見えるんだ。