ユーロな日々

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バレンシアが勝ったがもうひとつ、マジョルカは強くなるだろう 〔リーガ13節〕

2004年12月01日 | 欧州2010-2003
2連勝のバレンシアがホームに迎えたのは、クーぺルが監督になって3戦負けなしのマジョルカ。しかし序盤はアウェーで最下位のマジョルカのペースだった。前線からプレシャーをどんどんかけてくる。中盤でもボールを激しく奪いにくるので、バレンシアはまったくビルドアップができない。これがクーペルのサッカーらしい。しかしそれでも先制したのはバレンシアだった。CKをモレッティに決められた。このあたりが甘いところなのか。
後半はスタミナ切れか運動量が落ち、徐々にバレンシアのペースになった。そしてまたFKでの失点。競り勝ったクーロトーレスが落としたボールをつめていたバラハが押し込んだ。
勝ったけれどCKからの得点だけで、バレンシアはいまひとつだ。ラニエリと確執のあるフィオーレを先発させたが、さほどパフォーマンスは高くない。やはりビセンテの穴が大きい。今日はシソッコが非常によかったが、負傷退場してしまった。まったくバレンシアは怪我が多い。
マジョルカは惜しかった。前半の押し気味のところで先制していれば違ったゲームになっただろう。しかしクーペルの指揮で確実に上昇するはずだ。最下位のチームとは思えない内容だった。
前監督のインタビューを読んだが、大久保が移籍になったのは、どうもテレビ放映料が目当てのようだ。クーペルに3年契約で11億払うというから、金がいるのだろう。
クーペルがくれる数少ないチャンスを大久保にはモノにしてほしい。

【リーガ13節 バレンシアーボーマジョルカ 2-0】