バルサは完勝し、レアルは分けるのがやっと 〔リーガ14節〕

バルサは15位と低迷するマラガをあっさり片付けた。ジュリも怪我で出れないというのに、代役のイニエスタが遜色ないプレーをしてしまう。ほんとに強い。しかしいくらカンプノーとはいえマラガはだらしなさすぎる。先日のへタフフェを見習ってほしい。
一方のレアルはビジャレアルとスコアレスドローだが、負けなかったのは相手のミスに助けられもの。後半３０分過ぎに完全に崩された場面が２度あった。失点しなかったのはラッキーとしかいいようがない。水曜日のローマ戦のためにラウルとロベカルを温存し、ジダンが腰痛、フィーゴがイエロー累積で欠場。エルゲラをディボーテに上げ、セラディス、ソラリ、べッカム。オーウェンとロナウドの２トップ。左はラウルブラボ、センターバックがサムエル、ファボン。ふと、かえっていい形がでるのではないかと思ったが、違っていた。
どこにでもいる並のチームだった。モリーニョがレアルについて、偉大な選手と並みの選手の差が大きすぎる。中堅どころがいない、と評していたのを思い出した。
いくらローマ戦があるとはいえ、これでまたバルサとの差が広がった。

【リーガ14節　バルサーマラガ　４－０】
【リーガ14節　ビジャレアルーレアル　０－０】